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薄日が差し込んだ投手陣(4/30対イーグルス観戦記その③)

昨日は、投手陣が各人の役割をきっちり果たしたからこそ勝った試合でもあった。大量点で楽な展開が続いていたが、終盤中継ぎが打たれて投手陣的にはイマイチという側面があったが、昨日は久々に投手陣が踏ん張ってくれた。

まずは、先発の榎田投手。前回が中継ぎで2回の登板だったとは言え、中4日。急な中継ぎ登板をこなした後の先発。決して条件は良くなかったが、7回2死まで投げたのは立派だった。内容的にも制球力が安定していて無四球。これは次にもつながる内容だ。イーグルス打線の早打ちに助けられたとは十分な結果である。制球力だけで言えば、今のライオンズ投手陣の中でもトップクラスである。あまり速い球がく沢山の球種を操る投球スタイルは中継ぎより先発向きだし、今後への期待は大きい。

次にワグナー投手。8点差大逆転の勝ち投手になった辺りから少しづつ良くなった印象。ストレートの威力が増し、スプリットも低めに決まりだした。連打されたものの山下選手のヒットは事故と言って良い、低めのスプリットだった。ランナー二人いて一発同点の場面でのペゲーロ選手への低めのスプリット二つも完璧だった。課題はないわけではないが、勝ちパターン入りも近いと思える内容だった。

増田投手は、140超のスライダーと130手前の縦スラ(tthg的にはカーブ)に150付近のストレートを投げ分けて快投。いずれの球でもストライクを取れており、この投球であれば相当抑えられる。三つの球種がそれぞれ球速に変化があり、打者は絞りずらい。問題はいつもこれぐらい変化球でストライクが取れるかという点なのだが、昨日は本当に良かった。

平井投手はボール先行で少し不安だったが、結果三振だったし良しとしたい。投手陣がこれぐらいできる試合が増えればかなり優勝に近づく。是非この調子でお願いしたい。

最後までお読み頂きありがとうございました。

4/30対イーグルス観戦記その①


4/30対イーグルス観戦記その②

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