今日は。tthgです。
最近、ある野球選手のトークショーが直前で中止になり、その運営の不手際がX界隈で大きな話題となっている。
金銭トラブルや運営の素性などキナ臭い話もあるが、tthgが今回指摘したいのはそこではない。
もっと根本的な、「プロ野球選手のオフシーズンの過ごし方」についてである。
トークショー騒動から見るプロの本分
問題:運営トラブル以前にイベント出演過多
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本質:オフは「休暇」ではなく「準備期間」
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結論:最大のファンサは「勝利」。暇があるなら練習せよ。
1. 【直前中止で騒動】トークショーに出る暇があったら練習しろという話。
最近、X(旧Twitter)界隈である野球選手のトークショーが直前で中止になり、その運営体制が杜撰(ずさん)だったとしてざわついている。
チケット代の返金云々や、主催者の身元が怪しいなど、色々とキナ臭い話が出てきている。
もちろん、大前提として選手サイドがこういった「詐欺まがい」と言われても仕方がないような企画に関わってしまったことは大問題である。
マネジメント体制はどうなっているのか、という批判は免れないだろう。
しかし、tthg的に今回の一件で気になったのは、その運営トラブルそのものよりも、もっと根本的な部分である。
それは、「そもそも、オフにトークショーなんてやってる暇あるの?」 ということだ。
・運営がひどい
・返金はどうなる?
・詐欺じゃないか?
・運営以前の問題
・なぜそんな暇がある?
・練習不足の露呈
2. オフシーズンは「休暇」ではない
プロ野球選手にとってのオフシーズンは、単なる休みではない。
シーズン中に酷使した身体を休めることはもちろん重要だが、それと同時に、来季に向けて身体を作り直し、新たな技術を習得するための極めて貴重な時間である。
キャンプインまでの期間、どれだけ自分を追い込めるか、あるいは課題に向き合えるかで来季の成績が決まると言っても過言ではない。
そんな一分一秒を惜しむべき時期に、わざわざ時間を割いてトークショーに出演し、ファンに愛想を振りまく。
厳しい言い方をすれば、「そんな余裕がどこにあるのか」 と問いただしたくなる。
| 誤った認識 | プロのあるべき姿 |
|---|---|
| ・完全な休暇 ・イベント巡業 ・ファンとの交流優先 |
・肉体のリカバリー ・肉体改造・新技術習得 ・来季へのストイックな準備 |
3. 「ファンサービス」という名の甘え
こういう意見を書くと、必ずと言っていいほど「いやいや、それも重要なファンサービスだ」「プロとして普及活動も大事だ」という声が聞こえてきそうである。
確かに、ファンサービスはプロスポーツにおいて無視できない要素だ。
しかし、それはあくまで「本業で結果を出している」 という前提があってこそ成立するものである。
優勝もできていない、個人的な成績もパッとしない。
そんな選手がニコニコとトークショーに出ているのを見て、「素晴らしいファンサービスだ」と手放しで喜べるだろうか?
少なくともtthgは、そんな姿を見ても応援する気にはなれない。
プロ野球選手にとって最大のファンサービスは、グラウンドで勝つことである。優勝することである。
そのための準備を疎かにしてまで行うイベント出演は、ファンサービスどころかマイナスでしかない。
真のファンサービスとは?
※結果が出ていないイベント出演は「逃げ」でしかない。
4. 特にライオンズの選手に言いたい
今回の騒動は他球団の選手の話だが、これは我が埼玉西武ライオンズの選手たちにも強く言いたいことである。
近年の低迷ぶりを見るに、オフにのんびりとトークショーやイベント巡業をしている場合ではないはずだ。
今はとにかく、野球にすべてに時間を費やすべき時である。
「もっと野球に時間を使え。」
ファンに顔を見せるのは、来春のキャンプ、そしてシーズンに入ってからのグラウンドで十分だ。
トークショーで喋る暇があるなら、バットを振るか、ウエイトをするか、あるいは身体をケアして寝てくれ。
外野の雑音を黙らせるには、来季の結果で示すしかない。
今回の騒動を他山の石として、選手たちにはストイックに野球と向き合ってほしいと切に願う。
NO TALK, MORE PRACTICE.
喋っている暇などない。
来季の結果が全てだ。