批判されてもそれに見合う対価がある野球選手は幸せ

今晩は。オリンピック開幕前な色々録画予約したけど大半を見ずに終わったtthgです。

日本が大活躍した平昌オリンピックですが、こころご覧の皆様はどれくらい観戦されたのでしょうか。ところで、オリンピックの解団式の記事がのっている今日の日刊スポーツを眺めながら、「オリンピック選手って重圧に見合う対価をもらってないよな」と改めて考えさせられた。彼らは4年に一度しか注目されない。スキージャンプのレジェンド葛西選手についてオリンピック開催年になると「まだやっていたのか」という感想を持つとか、スケートの高木美帆選手について中学生で出場したトリノオリンピックから今まで8年間どんな競技生活を送って来たか知らないという人の方が日本人のスタンダードである。

しかし、彼らはそれにもかかわらず、オリンピックになるととんでもない重圧を受ける。そして、メダルを取れないと厳しく批判される。(今年は結果が良かったので好意的な報道が多いが)それにもかかわらず、アマチュアが建前のオリンピック選手の報酬は微々たるものだ。競技によっては資金集めから苦労する。フィギュアの村主選手が最近選手時代に極貧生活を送っていたと告白して話題を集めたが、これが実態である。

正直、オリンピック選手の大半は受ける重圧と失敗した時の批判に見合う対価がない中で競技生活を送っている。それに対して、プロ野球の世界はどうだろうか。確かに重圧と批判もある。しかし、それに見合うだけの対価を高額な年俸という形で受け取っている。この事実については、選手たちに十分認識して欲しい。

もちろん、だからと言って何を言われても我慢しろとか言うつもりはない。事実を捻じ曲げる報道、ろくに勉強もしないゆえのくだらない質問、度が過ぎるプライバシーの侵害などの理不尽な仕打ちに反論するなとは言わない。

しかし、通常の範囲の批判や重圧に対しては、それに見合う対価があるという事実に免じて甘受するべきだ。人間どうしても、批判の声を聞くのは嫌なものだし、その声を発するマスコミに真摯に対応することは難しい面もある。しかし、それでストレスをためたり、マスコミを避けたりすることは選手本人のためにも良くない。

否定的な意見にも、「高額な報酬をもらう対価」と考えて受け流せれば、無駄なストレスもかからないし、マスコミとも良好な関係が築きやすい。批判されても真摯に答える選手にはマスコミだって情が沸く。その選手が活躍したら逆に大きく取り上げてもらえるという事もあるだろう。

ライオンズの選手達には、普段苦しい練習を続けても報い少ないオリンピック選手を見て、自分たちの恵まれた環境を再認識して欲しい。

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