あえて菊池雄星投手の不安要素を指摘しておきたい(2/24対マリーンズ)
今晩は。昨日よりは落ち着いた気持ちで更新できることが嬉しいtthgです。
お品書き
・菊池投手の不安要素
・山川選手の爆発は手放しで喜びたい
・金子選手の好調さは逆に不安
・先発2番手としては不安な十亀投手の制球力
・好印象の鈴木選手と時間がかかりそうな山田選手
・がけっぷちなのに進歩がみられないベテラン勢
・菊池投手の不安要素
今日の菊池投手の投球は、普通の投手なら文句のない内容だろう。しかし、菊池投手にはホークスから勝てる真のエースになってもらわなければならない。そう考えた時に、昨季プラスアルファがないといけない。今年はフォークに磨きをかけることを課題にしていたわけだが、5球程度しか投げていないのに2球も見送られていた。失礼ながら、実績のないマリーンズの打者が見極めてしまうフォークに一抹の不安がある。フォームに癖ある、あるいは軌道が普通のフォークより見極めやすいといった、素人目には分からない弱点があるのではないかと疑っている。
・山川選手の爆発は手放しで喜びたい
あえて昨日は様子見と思って指摘しなかったが、気合が空回りしているように見えた山川選手が今日はしっかり結果を残した。ランナーがいる1.2打席目では軽打し、ランナーなしの4打席目はスタンドに放り込んだ。2打席目のタイムリーは実戦さながらにくさいところをついてくる酒居投手の球をじっくり見極めていた。今年はまともな力勝負してくる投手は少ないだろうから、ボールを良く見極めて打つことが求められる。それができていたこともプラス。とにかく、1発でたことが非常に大きい。
・金子選手の好調さは逆に不安
金子選手が今日も好調だった。それ自体は良い事なのだが、金子選手の一番の弱点は好調さが長続きしないことだから、手放しで喜べない。昨年も復帰当初は3割3分ぐらいあった打率がシーズン最後には2割7分。盗塁王をとった2016シーズンも終盤極端に打率を落とした。今好調だと5月ぐらいに調子を落としそうで怖い。
・先発2番手としては不安な十亀投手の制球力
十亀投手の投球を見ながら、制球力って重要だよなと改めて感じた。相手先発の酒井投手は打たれたが、制球は安定していた。その後で見たからか、十亀投手の制球力は先発2番手としては心もとない。と感じた。十亀投手は時折不安をのぞかせる。それでいて、多少甘くても球威でねじ伏せるまでの球はない。結果真のエース格にはなれないというのが現状だ。その投手が先発2番手という現状が投手不足の現状を物語っている。(ただし、十亀投手の実力はだせる状態なので、そこは評価したい。)
・好印象の鈴木選手と時間がかかりそうな山田選手
昨日に続き、期待の若手鈴木選手と山田選手双方にチャンスが与えられたが、結果は対照的だった。そして、結果以上に内容に差を感じた。山田選手は、打席で無駄な動きが多い気がする。大きく足をあげる過程で目線が一定に定まらず、最後まで球筋を追えない結果ジャストミートできていないのではないか。一方鈴木選手は打席で無駄な動きが少なく、身体の近くまで球筋を見定めて打っている。結果詰まりながらもセンター前という渋いヒットを打った。現状鈴木選手のほうが一軍に近そうだ。中村選手の後釜を考えないといけない状況だけに、山田選手にかかる期待は大きいだろうが、もう少し時間がかかりそうである。
・がけっぷちなのに進歩がみられないベテラン勢
最後に熊代選手、と木村選手の両ベテランについて。二人とも打てないと明日がないのに、全くダメだった。木村選手は一応ヒットを打ったが、残りの打席でスライダーにクルクルバットが回っていて弱点が見え見えという状況で全く評価できない。熊代選手に至っては結果もないのだから何もない。「今日打たなければ明日はない」という山川選手の気持ちを少しは勉強してもらいたい。
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