短期決戦に弱いという事実から目を背けてはならない。

おはようございます。願いが一つかなったtthgです。

今日は本題に入る前に3軍について。tthgは下記の通り3の創設を提言していた。なので、この度ライオンズに3軍が創設された事を素直な喜んでいる。

ライオンズに3軍を~育成戦略~


3軍の狙いと運用については上記の記事通りなので今日は触れないが、一つだけ3軍に追加で期待したいことがある。それは「2軍ローテ投手の供給」である。今のライオンズは一軍の敗戦処理レベルをフレッシュに保つ事すらしない。今年は佐野投手が50球投げた後中1とかやっていたが、佐野投手のようなロングタイプは長く投げた後抹消して次の日に備えたい。しかし、代わりにあげるべきと思われるロングタイプが翌日ないし2日後に2軍で先発したりする。そうした事態を回避するために、3軍の投手を活用したい、急遽1軍への昇格があった場合は3軍の投手を2軍に上げる。2で先発が難しいなら複数枚上げてしのぐ。3軍に実戦登板よりも体力や技術をつける事を優先してトレーニングをする組を置いて、2軍ローテに穴が空いたらそこで投げさせるというサイクルを是非作って欲しい。



さて、今日の本題は「辻ライオンズは強いのか弱いのか」である。ご存知の通り辻監督になってライオンズリーグ戦だけを見ると2-1-1という順位である。これだけ見ると強そうだが、短期決戦になると別の顔を覗かせる。CSの成績は全く振るわずトータル12戦して2勝。このジキルとハイドのような成績をどう考えるかという点はファンの間にも意見は分かれる。

一つの見方としては短期決戦は時の運だからリーグ戦こそ実力を図るツールであるというものだ。この見方には一理ある。しかし、tthg的にはそれだけではないと考えている。なぜなら本当に強チームは短期決戦でも強いからだ。黄金時代のライオンズは日本シリーズで兎に角強かった。一回、二回ではなく何度も勝った。おかげで毎年変わるセリーグの挑戦者から「日本シリーズに負けるとシーズンを否定されたようで」とグチが出ていた。だが、何回も同じ結果になるならそこに必然の理由があり、チーム力に差があると考えるべきだ。

3年連続でCSを勝ち抜き日本シリーズに出ているホークスと3連続でCSで負けているライオンズには歴然と差がある。そう認識しないといけないとtthgは考えている。その差が何なのかは明日また書きたいと思うが、一つ分かり易い例を上げると打線である。CSになるとそのシーズンで上位の結果を残した投手が出てくる。そうなると打線の力は削がれる。打線頼みのチームは相対的に不利である。また、今のライオンズの打線は得手不得手がハッキリしており苦手となるとトコトン打てないという弱点もある。今年に関しては序盤に点をとって圧倒する試合も少ない傾向だった。また、シーズン中「後一本が、、、、」という試合はたくさんあった。そうした打線の不安はCSを戦う上ではマイナスである。ストロングポイントでる打線がこれでは自ずと結果は厳しくなる。

短期決戦の連敗には必然の理由があり、それがある限り強いとは言い難い。ただ、リーグ戦で結果を出しているので弱いとも言い難い。「実力は確かなのだが、強いと表現するには心許ない」それがtthgの率直な感想である。歯切れの悪い結論で申し訳ないが、今後の展望を語る上では短期決戦に弱い事を無視してはならないとtthgは考えている。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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