2回の攻防がすべてだった(5/12対マリーンズ観戦記)

おはようございます。発熱を押して観戦したのに散々な結果で激しく落胆しているtthgです。

ハッキリ言って、2回の攻防がすべてだった。2回表多和田投手が崩れて5失点。昨日の佐野投手のリプレーを見ているよう。佐野投手の場合、彼の実力では連敗している悪い流れを断ち切るような投球を求めること自体が酷という面もある。しかし、明日のエース候補である多和田投手にそれは当てはらまない。多和田投手には打線が湿りがちの中、勝ちを拾うための投球が求められる。その観点から言えば、先に点をやること自体が問題である。5点先取されることなど言語道断である。どんなに悪くても3点で止めなくてはいけなかった。二死までたどり着いたのだから、中村選手を最低限抑えて欲しかった。

菊池投手、ウルフ投手が怪我で離脱した今、多和田投手で連敗ストップできないようではこのままズルズルいく可能性すらある。多和田投手には今日の敗戦の重みを噛み締めて、次は絶対に取り返すんだという強い覚悟と万全の準備を求めたい。

その裏の攻撃で、2死からメヒア選手の四球と金子選手の内野安打で満塁のチャンスを作った。この場面金子選手の打球をボルジンガー投手が足に当てなければ一点入っていた。まず、それができなかったことがまず大きかった。そして、満塁で秋山選手を迎えるも、力のないセカンドゴロ。ここで二点入っていたら、打線も「まだいける」と調子にのっていけた。投手起用も多少違ったものになっただろう。この攻撃で点がとれなかったことは非常に痛かった。

ただし、秋山選手を責めるのは酷というものだ。5点差ついていれば「打たなくてはいけない」という重圧がイーブンの時に比べて非常に大きい。連敗中で焦る気持ちもでてくる。その中でタイムリーしか許されない打席で打つのは秋山選手とて簡単ではない。やはり、打線が湿りがちの中序盤の大量点が一番の問題である。

これで4連敗。良い時の連勝より、悪い時の流れをいかに断ち切れるかのほうがより大事である。エースが痛み次期エースはノックアウト。早くも投手力不安がそのまま成績に反映される展開になってきた。今日の戦いは今年の大きなポイントだろう。今日は絶対に先に点をやってはいけない。ここで止めないと週をまたいで嫌な流れを引きずることになる。勝つ経験のないチームにとってこれは痛すぎる。そんな戦いを先発転向後まもない榎田投手に託すのは申し訳ない。しかし、今はあなたしかいない。頑張ってくれ榎田投手。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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