敢えて言おう。メヒア選手の好調は張りぼてだ(5/2対バファローズ観戦記その②)
メヒア選手が昨日の試合1安打1ホームランと結果を残した。最近は復調傾向で2割7分近くまで打率を戻してきたし、結果だけを見るれば続けて使いたくなる。しかし、内容を見るとそうでもない。打った球はいずれもベルト近辺の高さの真ん中から内よりの球。そして、弱点である低めの変化球で攻められた後半の2打席はいずれも三振。
最近の試合ではたまに低めの変化球を見極める試合もあるので、絶対とは言えないが、少なくとも内よりに投げて甘くなって長打より、ひたすら外寄りの低めに変化球を投げて四球のほうがましである。よく内になげないと抑えられない。外一辺倒で狙われたら弱点でも打たれる。と格言のように語られるが、少なくともメヒア選手はそれは当てはまらないように思う。それぐらい真ん中から外の低めの変化球は打てない。
技術的なことを言えば、腰高のフォームとベースから離れ気味に立つ影響で外目の目利きができないのでは?と推測している。正直今のメヒア選手に内角を投げる意味が分からない。こちらとしては内角を攻めてもらえるのはありがたい話だが、いつまでもそれが続くとは思わない。
メヒア選手には今後に向けて外寄りの変化球の見極めを追求して欲しい。それができないなら外寄りの低めは球種に関わらず完全に捨てるぐらいの大胆な対策が必要だ。たまに来る内よりの失投を確実に狙って長打を打てれば、相手投手が警戒のあまり失投も多くなる。外角低めの変化球で常時ストライクがとれる投手など一握りであり振らなければ四球を取れる場面も多い。元4番のプライドがあるのかもしれないが、8番打者に3割超の打率など期待していない。たまに来る失投を確実にホームランにしてくれば打率は2割前半で十分だ。三振する勇気をもってひたすら打てる球を待てればもう一度レギュラーもある。
最後までお読み頂きありがとうございました。
5/2対バファローズ観戦記その①
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