怪我しても簡単に出場を諦めない選手が本当のプロ。球団はそのサポートをすべき。

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今晩は。現実を無視した精神論が嫌いなtthgです。

時々メディアに昔のプロ野球選手のコメントとして「昔は多少怪我しても試合を欠場することはなかった。最近の選手は違和感とか言って休むのはけしからん」という内容が掲載されることがある。プロ野球ファンなら大体どこかで似た内容を聞いたことのある話だろう。

tthgは基本的にはこの手の話は嫌いである。怪我を押して出場した結果致命傷を負ってしまい、本人はもとよりチームにも大きな損失を与える可能性が考慮されていないからだ。選手の体は本人とチームの財産であり、それを傷つける可能性は極力さけなければならない。

しかし、この手の指摘にも全く理がないかというとそうでもない。媒体は覚えていないが、連続出場についてコメントを求められたイチロー選手が「僕がいくらもらってると思ってるんですか」(高給を貰っている以上簡単に休むことはできないという意味)コメントしたという記事を読んだことがある。このコメントにあるように、プロである以上ギリギリまで出場の可能性を探る義務があり、多少の怪我であっても致命傷にならない怪我を見極めて今できることを試合で発揮する義務がある。

この点は、tthgが度々否定的な意見を述べる高校野球を代表とするアマチュア野球と根本的に異なる。アマチュアはこれからプロでお金を稼ぐための修行であり、基本的に自分の事だけを考えれば良い。(特待生の場合は多少の報酬が発生しているが、プロの稼ぐお金とは比べ物にならない額だあるから、億を稼ぐプロ野球のレギュラー選手とは責任範囲は相当限定されるべき。)だから、アマチュアの場合は基本的に本人に痛みを感じる場合には、無条件に欠場を認めるべきである。

しかし、試合にでて高給を貰っているプロの選手には、多少の無理をしてでも高給の原資を出しているファンに報いる義務がある。一方どこまで無理をすべきかという点は非常に難しい。同じ痛みでも本人の捉え方も違うし、身体の強さによって軽い痛みでも致命傷になるということもある。

全てのリスクを見える化するのは難しいが、この点について研究は必要だと思う。素人の直観的な話で恐縮だが、投手の肩肘については投球動作に直結するため選手生命にかかわる可能性が高いのではないか。打者でも肩肘の故障で投球動作に制限がある場合守備につけないので活躍の場は相当限られる。一方、下半身の打撲肉離れ系は多少無理しても良いように思う。

これらは、外から見ている素人の感想だが、現場の知恵として無理をしても比較的致命傷になりにくい部位ぐらいは聞き取り調査である程度分かるだろう。そこを起点に医学的な知見や現役選手の故障情報のデータ化及び分析などを組み合わせれば、致命傷になり得る故障とそうでないものの峻別は相当程度精度をあげることができるはずだ。その情報をもとに、選手がギリギリまで怪我を理由とする欠場を最小化する努力をすべきである。

なお、選手が故障した場合に強行出場するか否かの選択権はあくまで選手にあるべきだ。どんなに研究してもリスクは残るから、リスクを一番負う選手が、選択権を持つべきだからだ。(イメージとしては医療におけるインフォームドコンセントである。)そして、その決断がどんなに周りが疑問に思っても尊重しないといけない。そうしないと選手が周りに不必要な忖度をして、結果的に無理をする選手が発生するからだ。

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