コルデロ選手をどこを守らせるのかは2024ライオンズの大きなポイント。

今晩は。インフルエンザで寝込んで更新が止まってしまったtthgです。

先日ライオンズはコルデロ選手を獲得した。打てる選手が欲しいライオンズとしては、メジャーでも800打席近く立ってOPS.700近く、3Aだと.900をコンスタントに出すし、打率も3割超えてくる事もある彼の補強はポジティブな話題である。OPSの割にはホームランが若干足りないが、それでも今の円安事情を踏まえたら仕方ない。ただ、問題は守備である。基本は外野だがどこを守ってもUZRはマイナス。ファーストも守った事があるが、外野以上にUZRが低い。(コルデロ選手のスタッツは以下を参照しました。)



普通のチームであればマリーンズのポランコ選手のようなDH起用がメインとなるところだが、今のライオンズは特殊なチームで中村選手と栗山選手がDHをシェアしている状況である。彼等2人が来年急激に打てなくなり、コルデロ選手DHで解決するかもしれないが、一旦その話を傍において考えるとコルデロ選手は守備につかせる必要がある。

守備難ならばファーストでというのが通常だが、ファーストは本職ではなく、上記サイトによればメジャー通算UZR/150がファーストは-19.1、外野が-7.3という結果になっている。ファーストも427回守っているので単に試合数が少ないからたまたまというわけではなくファーストの方が難があるという理解をすべきだろう。その上、ファーストはマキノン選手次第という面もあるし、渡部選手も起用したい。

そうなると外野という事になる。外野の中で良さそうなのは直近2年で一番守備機会が多くここ2年は16.8→-0.2と比較的安定しているライトである。仮にこの2年の成績が偶然ではなく、何かコツを掴んでいるという事なら随分と話は変わってくる。ただ、UZRはブレる指標なので少ない年数を切り取って過大な評価はできない。

そう考えると外野守備固めとしては大いに期待できる愛斗選手の放出が理解に苦しむ。今の陣容ではコルデロ選手で外野守備のリスクを許容する可能性が一定程度あるのにそれを埋まるには価値の高い愛斗選手は出してはいけない戦力だった。特に1番マシそうなライトでコルデロ選手を起用した場合の守備固めには愛斗選手は最適である。

今季の打撃レベルを考えるとDHコルデロ選手が解になるようでは負け戦の可能性が高い。守らせるとすると「どこを守らせるか」「守備固め要員をどうするか」「守備固めの運用をどうするか」は大きな課題になる。尚、「そもそも打てないのでそんな問題はなかった」という結論だけは勘弁して欲しい。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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