侍ジャパンリスクは選手の自己責任。

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今晩はtthgです。

先日、ホークスの武田投手が契約更改の席で以下のような要望を行ったと報じられた。

武田は球界全体の課題として、WBCをはじめとする国際大会に出場する選手を取り巻く環境面のリスクを指摘。ソフトバンク球団からもNPB、選手会に働きかけてもらえるように要望した

Full-Count,2017年12月21日,「選手だけがマイナスに…」 ソフトバンク武田が提起した侍Jの課題より引用,2024年1月24日最終アクセス

しかしこれは、お門違いな話である。前にも書いたが選手は球団から給料が出ているのであり、球団及びファンに対して責任を果たすことが第一だ。怪我の不安があれば、辞退すれば良いし、怪我をしないよう使用球やマウンドの違いなどを予め調査して対策を練るのは選手の責任だ。

さらに言えば、WBC等での活躍はメジャーへのアピールになるから選手はすでにリスクに見合うリターンもある。WBCでメジャー選手相手に通用すれば、本人も自信になるし、アピールにもなる。今年の牧田投手や平野投手はWBCが移籍の根拠の一つであることは明白だ。NPB及び球団はメジャー流出という大きなリスクを背負っている。

それなのに、怪我や不調に陥った時だけ補償を求めるというのは虫が良すぎる。怪我の防止にNPBや球団が協力するぐらいはすべきだが、補償までしてやる必要は全くない。むしろ、「シーズン以外で怪我をするなど言語道断」ぐらいの対応で十分だ。

むしろ、リスクが大きいのは球団である。活躍すれば流出、怪我をすればシーズンを戦えない。補償して欲しいの球団のほうである。球団側としては、侍に選出されたら当該選手のがメディカルチェックをしっかりやって問題が見つかれば、辞退を求めるぐらいはするべきだ。

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