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タイガース村上投手の似たような球筋から何種類も球種を投げ分ける投球に今の打線では厳しい。中盤に訪れた数少ないチャンスをものにできなかったところでジ・エンド(2023年5月30日ライオンズ対タイガース)

今晩は。負けてもあまり怒る気力がなくなってきたtthgです。

今日の村上投手の投球は凄かった。フォーシームが145近辺なのだが、そこから13-4キロ以内で似たような球筋から何種類も変化球を投げ分けていた。130-132ぐらいのフォーク、137近辺のスプリット気味のフォークとカットボール。140近辺のマッスラに近いカットボール。145近辺のツーシームかマッスラ。スローで見ると微妙にフォーシームよりも指の角度が内向きのよく分からないフォーシーム以外の球。意図的なのかたまたまなのか判別が付かないのだが、ほぼ似たような球に見えるのに球速だけ5キロぐらい違うという場面が何度もあった。今まであまり見たことのないタイプで、さぞ打ちづらいと感じた。ただし、4回に外崎選手が打ったレフトオーバーなどは完全な抜け球であり、そうした球も散見されたのは事実である。打線にはもう少し頑張ってほしい。


試合の中身については開始5分で2点を話題になっているが、與座投手の初回の二失点は痛かった。今日は終始制球が難しく、荒れていた。初回から2点は今の打線を踏まえると辛かった。とはいえ一応QSは達成。今年の與座投手の中ではよい方だったりするわけで、いかにも台所事情が厳しい。

一方、その後は持ち直して、3回若林選手のタイムリーで1点差。さて、ここからが問題である。その後若林選手の盗塁で一死、二塁。村上投手の状態を考えればそう多くのチャンスは望めないので、ここの愛斗選手とマキノン選手の打席は大きな分岐点だった。3回までに同点にされれば多少なりとも村上投手にリードを守れなかったという精神的な負荷がかかるが、それができなかった。

続く4回は先頭外崎選手が上述のツーベース。前の回のチャンスを潰したが、ここで更なるビッグチャンスが訪れる。もうここは最大級のチャンスだったが続く渡部選手がすべて同じような落ちる球を空振りし、全く当たる気がしない三振。(ちなみ、最初の球は140キロのカット、次の二球が131-2のフォーク)源田選手はファウルを二つ打った後セカンドゴロ。陽川選手は抜けたカーブを大ファールしたが、最後は外に落とされて三振。正直チャンスでも点が入る気がしなかった。

対照的に、タイガースは次の回にノイジー選手が高めに浮いた変化球をきっちりタイムリー。こういうところできっちり点を取ってくるのが勝っているチームらしい。その前の回の大チャンスに点が取れる空気がないライオンズとは大きく差があった。

この中盤の攻防で完全に勝負ありだった。それ以降はまともなチャンスなく終わってしまった。今のチーム状況でタイガースに勝てる未来が描けない。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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