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結果的に勝ったが、「貧弱な打線と中継ぎ・抑え」という今季の問題が深刻であることを改めて痛感した試合。(2023年4月16日ライオンズ対ファイターズ)

今晩は。今日もヒヤヒヤだったtthgです。

6-2というスコアだけを見ると楽に勝ったような印象を受けるが、中身は辛勝だった。序盤は2点先制してエンス投手はノーヒットピッチング。かなり有利なてんかいだったが、5回に二死満塁から外崎選手がど真ん中を打ち損じてから雲行きが怪しくなった。5回裏からエンス投手はたまにバラツキが出始め、ストレートの球速も2-3キロ落ちた。7回にはベンチが早めに動いて森脇投手にスイッチ。この判断自体は間違っていたとは思わないが、結果的に森脇投手が抑えきれず、押し出しで失点。仕方なく平井投手までつぎ込む羽目になった。後ろの陣容を考えるとこの1点差は風前の灯火だった。


それでも、中村選手の犠飛で再度点差を2点に戻した。これで一息ついたかに見えたが、裏の守りで回跨ぎの平井投手がパッとせずピンチを招く。ここから佐藤投手、ティノコ投手と一人一殺を敢行しなんとかこの回をしのいだ。明日休みだから投手を注ぎ込む方針だったのなら、頭からティノコ投手に代えることを検討すべきだが、肝心のティノコ投手の調子を考えると微妙なところである。

その後上述の石川投手の一人相撲があり点差は開いたが、9回の増田投手は画面越しにハッキリ分かるほど球威がなかった。球速表示で143だったが、とてもそこまで出ているようには見えなかった。最後はスライダーを連発して誤魔化したが、2点差で最終回だったらサヨナラになってもおかしくなかった。

正直、貧弱な打線と中継ぎ・抑えという今季の問題が深刻であることを改めて感じさせる試合だった。もう少しハッキリ言えばファイターズが自滅してくれたから勝ててたのである。それでもこのシリーズを勝ち越し貯金を2つ確保したのは大きな成果である。明確な問題が有りながらも貯金を作れているうちに打線が改善するか、強固な勝ちパターンを確立するかしないと先は見えない。

最後に今日3出塁とタイムリーで存在感を示した呉選手が負傷。野手は災難だらけだが、今の野手の中では一軍実績上位で復調の兆しのある呉選手が離脱となった時の痛手は大きい。下記の記事では一応大丈夫と本人は言っているようだが、心配である。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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