今晩は。またもや明らかになった球団の杜撰な査定に困惑しているtthgです。
昨日、山川選手との契約が無事にまとまった。それ自体は歓迎すべきだが、同時に、球団の山川選手への評価がとんでもなく低かったことが明らかになった。一回目の交渉時に球団は3,000万前後と報道があり、tthgは4,000万弱でも妥当と主張した。しかし、実態は以下のようなものだと報道されている。
1回目の交渉では2600〜2700万円の提示だったと見られている
日刊スポーツ,2017年12月12日12:17,西武・山川 倍増以上3240万円でサイン 1度目交渉から増額勝ち取ったより引用,2024年1月24日最終閲覧
この数字は図らずも報道前にtthgが最悪を想定して予想した数字とほぼ一致した。
正直開いた口がふさがらない。山川選手の価値お分かりですか?と言いたい。パリーグの今年のホームランランキングで山川選手の23を超えた日本人選手は、柳田選手,T-岡田選手,中村剛也選手,秋山選手,松田選手の6人しかいない。一球団に一人いるかいないかという数字である。(外国人は直ぐ年俸が高騰して稼働年数が短いので比較対象から除外した)それだけ、日本人のスラッガーは貴重であり、この23という数字は全試合でたとしても減る数字ではないから、通年と同等の評価をすべきである。むしろ、試合数が少ない分来年フルで活躍できたらとんでもない数字になる可能性を秘めているという意味では加点材料である。
さらに言えば、山川選手を超えた6人の中で、ライオンズ以外の選手を獲得しようとしたら、トレードで菊池投手クラスを出すか、FAで5億とかつまないと獲得できないだろう。(岡田選手は若干安いが、その分成績が不安定で価値は低い。)また、他の選手は30近い年齢であり、衰えのリスクもある。事実上、山川選手と同等の価値のある日本人選手を獲得できる可能性はほとんどない。
幸い、FAまで多少の時間があるので、それまでは放出のリスクは低いが、逆に言うと、今からもめていてはFAでの放出リスクをあげることになる。山川選手は「全力でFA流出しないように細心の注意を払うべき価値をすでに証明した選手」だという認識が球団にはあるのだろうか。
「半分しか出ていない」というのは他球団のファンが言うことであり、ライオンズ関係者が言うことではない。8月以降の山川選手の活躍をリアルタイムで見ていたら、普通は倍増以下なんて提示はできないはずなのだが。
ライオンズに関する他の人気ブログはこちら。
にほんブログ村
プロ野球に関する他の人気ブログはこちら
にほんブログ村