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中村選手が目立つのも善し悪し。隅田投手は未だ「エースからは」遠い。(2023年3月22日ライオンズ対イーグルス)

おはようございます。遅出なので遅めに更新するtthgです。

中村選手の2戦連発は喜ばしい限りだが、オープン戦最多本塁打が39歳のベテランで、今日の残りの一転も古賀選手のポテンヒットではあまりに情けない。他の選手は何をやってるんだと言いたくなる。それでもWBCで試合感の問題を抱える山川選手がどこまでやれるかわからない中、中村選手が開幕を絶好調で迎える可能性を示唆したことは大きい。もう一度30本塁打の大台を超えるようなら今の打線では(山川選手以外のホームランを打てる選手が必要という意味で)最重要ピースと言っても過言ではない。もう一人良かったのは青山投手。今日は初回登板に準じるできだった。球速が110を切るカーブが非常によいのだが、セットアッパーでこの遅い球を投げさせる勇気を首脳陣と捕手が持てるのかという問題はあるが、一軍で見たい。


今日のもう一つの見所は隅田投手の投球。球速は昨年より平均的に2-3キロはアップしていた。その点は良かった。ただ、いずれも失点が右打者の内角を狙ったストレートが甘くなって打たれている。捕手も内角の怖さを自覚して「ボールでも良い」というカウントで「内側に外れるのはOK」という意思表示をしてから投げさせるなど工夫が必要だが、「一定の確率でストライクゾーンには来るけど四隅を確実に狙う制球力はなく、真ん中に来たときに球威で押し切るほどの力はない」という課題は解決されていない。もっと制球を磨くか、今井投手のように常時150オーバーが出るようになるかしないと一皮むけてエースになるのは難しい。制球についてもあからさまにボールという球を減らさないとイニングを喰えない。相手先発の早川投手と似たような投球数でイニングは1つ少ない。球速を上げてもこの球を減らさないと球数がかさみがちで燃費がわるい。

懸案の一つだった外崎選手とペイトン選手は復帰して二人とも1安打。ペイトン選手は初回のライトフライも良い当たりではあったし、外崎選手は四球も選んで2出塁。成績はまずまずだが、ペイトン選手はDH起用。外崎選手は5回で交代だった。決して体調がベストでない事を伺わせたのは心配である。

外野を争う鈴木選手と蛭間選手は内容のある打撃を披露していた。二人とも継続性には難があるがとりあえず一息付いたのは大きい。二人ともコンスタントに活躍できるかが今後の改善点。

タカハシ投手は球速も出ていたし、コーナーに決まる変化球が度々あった。決して即勝ちパターンとかではないが、確実な進歩を遂げている。佐藤投手は1イニングと割り切って腕をフル事で多少制球がアバウトでも抑えられるようになってきた。昨年の佐々木投手のようなイメージである。佐々木投手は前半使われまくって故障したが、こうした後先考えず全力で投げ続けるタイプは体調的な配慮を持って起用されたい。

児玉選手の2番起用は良くわからない。これまでの児玉選手の打撃で本番で2番を任せる可能性はほぼない。それなのにこの時期に来てまで「お試し」起用するのは戦略的に微妙。その他の野手もとっかえひっかえ使っているが、実践でたくさん試したいというなら、キャンプインも通常通りやって早めに練習試合を組むべきである。流石にこの時期にも今年の打線の青写真すら見えないのは問題である。

放送で片岡氏が指摘していたが、山野辺選手や金子選手が走塁ミスを犯していたのは問題。紅白戦時にも指摘したが、走る野球を目指す監督の姿勢の副作用として選手が「とにかく前の塁をほしい」という気持ちになりすぎているのはないか。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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