もう少しライオンズの中継ぎの扱い方への疑問。
今晩は。予定を変更したtthgです。
昨日の記事についてsinndarさんより、中継ぎの労働環境のみを理由に中継ぎの先発希望が起きているという結論はいささか乱暴なのでは?というご指摘を頂戴した。
拝見しました。W杯は残念でしたね。
さて,本題です。確かに平井が81試合登板したときは完全に酷使状態でしたね。それ以降、その登板数を超えることは見られていませんが、労働環境は決して良くなっていませんね。そのため、それが先発転向希望の要因の一つにはなり得ます。— sinndar2000 (@sinndarDerby) December 5, 2022
改めて昨日の記事を読み返すと、少し乱暴な書き方だったと反省している。言い訳になるが、仕事終わりにサッカーを見ながら書いていたので少々構成が甘い記事になってしまった。改めて書いておくと、tthgの最大の関心は「なぜ中継ぎの核となる投手が同時期に先発転向を強く訴えてたのか?」という点である。中継ぎ主力が先発転向するケースはあまたあるが、中継ぎの主力2人がここまで強く先発転向を希望するのは異常事態であり、そこに何か構造的な要因はありはしないか?という疑問がわく。仮にそれがあるなら解決しないと更に同様の事例を発生させる恐れがあり、危険である。特に平良投手の事例はかなり強引に球団に先発転向を認めさせており、中継ぎの不満に構造的要因があるなら「あいつのワガママが認められるなら俺も」という投手を誘発するリスクがあるので、危険度が高い。
中継ぎの酷使文化は構造的要因としてtthgが直ぐに思いついたので、そこを書いたが、果たしてそれだけで説明がつくのかという点はsinndarさんご指摘の通りである。ただ、これを「中継ぎを軽視する文化」の象徴だと捉えた場合、酷使もその一つに入るだろう。sinndarさんからは「中継ぎの労力に対してそれに見合った評価があるのか?」という点もご指摘頂いたが、中継ぎの評価は決して高くはない。例えば、平井投手は2017年デビューで3年間活躍し、3年目は81登板の記録を作ったシーズンだったが、年俸は1億だった。一方で同時期に台頭した外崎選手、源田選手は1.4億円だった。
一方でら2016年まで4年間中継ぎと抑えで活躍した増田投手は0.95億円と1億に届いていない。2014〜2017まで4年間馬車馬のごとく働いた武隈投手は0.7億だった。その上、2018と2019に先発と中継ぎを行ったりさせて、無茶をさせ、とうとう故障してしまった。
これらの例を見ると決して中継ぎの評価は高いものではない。辻政権は野手に甘く投手に辛い傾向があり、特に中継ぎがちょっと打たれると我慢が効かずにすぐに変えるという起用が多かったという点もあり得る。ただ、それは総じて他球団にも言える事なので決定的な事由ではないのかもしれない。tthg的には、それならなぜ平良投手の件があそこまでこじれるものなのかという疑問がある。何か決定な事項を指摘はできないが、表に出ている状況から推察するに、本当に構造的な問題になってはいないかという点は組織として検討する必要はあるように思う。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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— tthg1994 (@tthg1994) December 6, 2022
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