平良投手と平井投手の先発熱望の根底にあるライオンズの構造的問題の影

今晩は。勢いで更新するtthgです。

先ほどまで仕事しながらサッカー観ていたので、簡単に更新を。昨日の平良投手の記事だが、その後いくつかのネット記事が見たが、下記の記事に

平良は「1回だけではキツい。毎年『先発をやりたい』と言ってきて、チャンスがもらえる選手もいる中で、どうして僕はやらせてもらえないのかと、この3年間ずっと不平等さを感じていました」と吐露する。

とある点は興味深かった。

昨日も少し指摘したが、tthg的には平井投手との比較は影響があるのではないかと思っていた。上記のコメントは名前こそ出ていないが、平良投手が指摘する「毎年『先発をやりたい』と言ってきて、チャンスがもらえる選手」は平井投手以外に思い浮かばない。状況的に仕方なかったとは言え、当時の首脳陣はこうした状況におけるコミュニケーションに失敗したと言えるだろう。



もう一つ考えなくてはいけないのは、「なにゆえに中継ぎの核になった投手が二人もここまで強烈に先発を希望したのか」という点である。tthg的に一つ思い当たるのは、ライオンズの中継ぎの過酷な運用である。下記は野田投手の引退の記事で「登板が確定していないのに何回も準備をさせる」という運用が明らかになった時に書いた記事だが、この運用はtthgが現地で見ている限り変わっていない。

https://tthg1994.com/archives/5443

中継ぎを登板が確定していないのに肩を作らせる運用は既に絶対のものではない。例えば、現マリーンズ監督の吉井氏はファイターズのコーチ時代「交代直前まで準備をさせない運用」を実践し日本一に輝いている。

こうした事例が実践されつつある状況で旧態依然とした過度な負担がかかる中継ぎ運用に終始するライオンズにおいて中継ぎ投手に不満が出やすいという構造的な問題があるのではないか。そもそも、平井投手のパリーグ新記録登板数などは中継ぎを労わらない象徴である。一方先発は中6ローテで守れているだけでなく、ちょっと先発が崩れると湯水のように中継ぎを注ぎ込み、最近は先発が120-130投げる投手すら珍しい状況である。これでは、中継ぎから労働環境の差に対する不満がでても当然とは言えまいか。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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