山川選手の提示額が低すぎる。

お早うございます。tthgです。

昨日の記事を書いてから、山川選手の推定提示額が記事になった。
http://www.sanspo.com/baseball/news/20171205/lio17120520030003-n1.html
この記事によると3,000万前後。ちょっといくら何でもひどすぎる。多く見積もっても倍増の3,200万。例えば、源田選手は1,200万からほぼ3倍増の4,100万。増額分では山川選手の倍となっている。確かに、通年は減額事項としても貢献度で倍の差がついているとは思わない。

昔帆足さんが「3年やってなんぼは聞き飽きた」と発言したが、ライオンズは継続に重きをおいて判断する傾向にある。来シーズンにおける期待値が継続者のほうが高いから一応筋の通る話だと思う。

しかし、その観点からすれば、源田選手より山川選手のほうが期待値は高い。源田選手はルーキーで全くの1年目、対して山川選手は昨年もブレイク仕掛けた選手。春先の不調は有ったが、その失敗を乗り越えて戻ってきた。しかも優勝争い及びCS順位に絡む重要場面で2か月連続でMVPを取った。今年の活躍はまぐれ当たりではない。2年目のジンクスと言われる壁にぶち当たった選手は大抵シーズン通して悪いものだが、ちゃんとリカバーして失敗を補って余りある活躍をした。失敗していて修正できた経験があるほうが、全くの1年目で休養とトレーニングのバランスも手探りな新人より来季の成功確率は高いはずだ。

そうだとすれば、来季への期待値を年俸に反映するライオンズにおいて源田選手のほうが、増額分で2倍の大差をつけるのはおかしい。

さらに言えば、2014のメヒア選手は通年でなかったが、1億5,000万というとんでもないアップを経験している。こちらも一年目で来季への不安があったにもかかわらずである。メヒア選手は帰国後の不摂生で次のシーズンはボロボロだったが、野球に真摯に取り組む山川選手にそうしたリスクはない。二人の該当シーズンの成績は以下の通り。
2014メヒア選手 105試合、450打席、打率.290,本塁打34、打点73、OPS.950
2017山川選手   78試合、293打席、打率.298,本塁打23、打点61、OPS1.081
打席数は150近く違うので全く同じとは言わないが、むしろ、その中で打点で10しか違わない、チーム上位争いの中で活躍した、という山川選手にポジティブな要素もある。それで増額幅で10倍はいくら外国人でも差がありすぎる。

さすがに、1億だせとは言わないが、源田選手と同等又は、若干少なめの3,800万ぐらいは出さないと将来のFAが確定したも同然である。

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