満足に観る事ができなかったライオンズの(現状)最後の日本一。

今晩は。昔を思い出すtthgです。

今日は久しぶりに昔話でもしたいと思う。時は2008年。ライオンズの現時点で最後の日本一の年である。この年のライオンズは渡辺GMが監督初年度で新しい風が吹く予感がしていた。4月から快調でネットやTVで中継があると度々観戦していた。ただ、tthg的には暗黒の失業時代だったのでそれをただただ喜ぶということはできなかった。大学院2年目で挫折し中退して就職したが、それも長く続かず暗闇でもがいていた時期だった。色々悪戦苦闘しながら、久しぶりに強いライオンズが多少はtthgの心を癒す存在だった。



tthg的な転機は7月末に訪れた。大学時代を過ごした新潟で職を得る事ができたのである。ライオンズを見に行ける環境が遠のくわけだが、食べていく方が先である。急いで引っ越してそのまま職場と自宅アパートを行き来する日々を送る事になる。職場は全くの未経験の職種で不器用なtthgは人の倍時間がかかる上に、仕事量も多かった。また、人間関係もかなり難しい状況からのスタートだった。ただ、もう年齢的に後がない状況だったので毎日胃の痛みと格闘しながら必死に仕事をこなしていた。だから、ライオンズの試合を観ることも難しかった。

2008年は前半はライオンズよりも自分の将来への不安が募り、後半はライオンズより自らの職業人としての基礎を固める方が優先だった。だからこのシーズンの記憶は本当に断片的である。それから14年も日本一を観る事ができないという事実は黄金期からのファンとしてはなかなか想像できない事だった。(2000年代でも2度の日本一は12球団の中では多い方であり、他チームのファンからは「そんなもん当たり前だ」と言われるだろうが。)tthg的にはこの時の日本一をしっかり観ることができなかったので、もう一度ライオンズが日本一になるところを見たいという気持ちは強い。今年もそれは厳しい状況だが、今年ダメでもいつかはこの歓喜の瞬間を目撃したい。

なお、蛇足になるが、tthg的にはリーグ優勝は嬉しいが満足はできない。満足できるのは日本一であり、CSや日本シリーズで負けたら不満も残る。これは、いきなり日本一を連続して経験した世代の悲しいさがである。残念ながら、そこからファンを初めてしまうと日本一でしか真に喜べなくなってしまう。勝手にハードルを上げて他のファンが喜べる事を同じだけ喜べないのはハッキリ言って損だが、もうこれは病のようなものであり、リーグ優勝にも価値があると自分に言い聞かせようともそれは全く効き目がない。だからライオンズの日本一になってもらうしかないのである。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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