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監督は消去法で来週も隅田投手先発起用を予定しているようだが、ここで無理矢理使って隅田投手を精神的に追い詰めるのは得策ではない。

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今晩は。隅田投手を心配するtthgです。

どうも監督の発言を見ると次回も隅田投手を使うらしい。それも「いないから」という理由で。

9月8日、ライオンズナイターでは試合前に辻発彦監督のインタビューをお届け。大混戦が続く日々とどう向き合っているのか聴かせてもらった。
【西武】辻監督が迎えた「大変」な「試練」。どう向き合うか、どう補うか | 文化放送 - 文化放送

正直今の隅田投手は期待できないばかりか、メンタル的に潰されかねない状況だ。隅田投手はドラフトの時から期待値が高く、キャンプでも注目のルーキーだった。二桁も狙えるぐらいの空気が流れる中開幕して初戦で勝利。しかし、その後は9連敗。最初の頃は打線の援護がないという事がクローズアップされがちだったが、最近は「あれ?」という反応も増えてきた。我々サラリーマンでも転職してめっちゃ期待値高いのにそれがハリボテだったみたいな見方をされるのはかなり精神的に辛い。映像で見ていても隅田投手の表情に余裕はなく、本人的にはかなり苦しい精神状況と想像する。その事を考慮すると、これ以上投げさせるべきではなく、まずは身体を休めてメンタルケアして来季に備えるようにしないと潰してしまう懸念がある。


ただ、彼のポテンシャルは確かなものだ。もう少し無駄球を無くして、球速を平100球持続できるなら普通に勝てる投手になる。あるいは、セットアッパーなら球威で押し切ることも考えられる。(ただし、その場合絶対的なウイニングショットとなる変化球が欲しい。また、当面連投しない、中1日はブルペンにも入れないぐらいの配慮も必要である。)いずれせよ、ここで潰れしまっては困る人材だ。

だが、「じゃあ、誰を投げさせるのか?」という問題がある。今井投手は上記の記事で、扁桃腺で無理と監督が明言している。そこで、第一候補は渡邉投手。監督はコロナ明けでまだ一回しか登板していないというが、二軍戦を見る限り、全くダメということはない。休み明けスタミナ的にもって5回だろうが、随所に良い球は投げていた。相変わらずいきなりボール球連発のリスクはあるが、それはコロナ前から変わらない。袋小路にハマりつつあり、メンタル的にも辛い状況の隅田投手よりはマシである。ハマる事を祈って3回と割り切って渡邉投手は選択肢に入れるべきである。

もう一つは浜屋投手。こちらも直近の先発を録画で確認したが、去年の春先で1軍で投げていた時ぐらいは投げられた。まあこの時結果は出ていないので、普通に先発させるのは難しいとしても第二先発に2-3イニングと割り切ったら多少は抑えてくれる気はする。本人も佐藤投手と隅田投手がローテに入るようだと一軍への道が厳しくなるだけにお尻に火がついているので、死に物狂いでやった結果上手くいくという可能性もあるのでそれにかける手はある。

正直、隅田投手と渡邉投手+浜屋投手では勝率にさほど差はない。若干隅田投手の方が高いぐらいかもしれないが、隅田投手がメンタル的に潰れてしまうよりマシだし、そのリスクを追うほど隅田投手で勝てる確率は高くない。どうせ勝てる確率が高くないなら、他の投手を使う方が賢明である。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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