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隅田投手の出来は痛かったが、ルーキーにこの試合を託さざる得ない状況自体が大問題。(2022年9月8日ライオンズ対マリーンズ)

今晩は。帰宅途中で大雨に見舞われたtthgです。

ルーキーに酷な話だが、今日の試合に関しては隅田投手の投球は頂けない。隅田投手は致命的なノーコンではないのだが、精密なコントロールはなく真ん中付近の球も結構ある。そして今日はそれがストレートではなく半速球になって致命傷になってしまった。シーズン序盤の立ち上がりは良いけど中盤が、、、という投球を繰り返していた時は球威がある50-60球までは力で抑え込んでいたけれど今日はそれすらなかった。

最も、失投が毎回ホームランになるわけではない。だから、初回の失点は百歩譲って失投を捉え切った山口選手が素晴らしかったと割り切るとしよう。それでも2回以降も無駄なボール球を放って球数嵩み、追加点を奪われて4回で降板。しかもあからさまに球速も落ちていた。この辺は全く進歩が見られない。ルーキーなのでもう少し長い目で見るべきとは思うが、大卒の即戦力ルーキーとして期待されていた投手ならもう少しアジャストしてもらいたい。


とは言いつつも、この試合をまだ課題もある事が明白なルーキーに託さねばならないという現実こそ本質的問題である。今井投手が元気ならまだマシだったのだが、今年2回目の離脱。本来なら渡邉投手とか、浜屋投手、スミス投手あたりが穴を埋めて欲しい所だが、スカウティングも育成も機能不全でそれもない。FAで失った過去を含めて球団が戦力をギリギリしか保持していないので優勝争いを繰り広る大事な時期にこんな試合をしてしまう。

それでも、4回終わって4-1まだ僅かながら可能性はあったが、宮川投手も本田投手が連続して打たれて実質的ゲームセット。序盤はここで投げるレベルの投手がストロングポイントだったが、疲労や不調でそれが崩壊している。謎に登板回数が少ない宮川投手は別だが、本田投手は使い過ぎが一つの要因である。今日登板した佐々木投手も同様である。中継ぎが枚数いるからと湯水の如く使ったツケは確実に来ている。

そして、打線。隅田投手を援護すべき時なのに佐藤投手を攻略できない。4回は無死一、二塁の絶好機に3-4番で1点しか取れなければ勝てる訳もない。結局相変わらずの勝負弱さである。投手が先発中継ぎが微妙になりつつある以上打線頼みなのだが、これではキツイ。いきなり3点ビハインドなのは辛い展開だったが、優勝争うチームの打線としてあまりにも無抵抗過ぎる。今日も1.2万人と平日とは言え優勝争いしているチームとしてお寒い観客動員だったが、こんな試合していては球場に行くファンが増えなくて当然である。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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