今晩は。今日は体調が落ち着いているtthgです。
今日踏ん張れなかった與座投手を見ながら、2018年に書いた下記の記事を思い出した。下記の記事の状況を説明すると、2018年にライオンズが首位を走っていて夏までは2位はファイターズだった。そして8月半ばの首位攻防3連戦でゲーム差は5.5。絶対3連勝が欲しいファイターズが初戦を取った後予告先発はその年絶好調の上沢投手でこちらは十亀投手。マッチアップ的にはかなり不利だったが、上沢投手はエースとしての扱いを受けたのはこの年が初めてであり、ましてや優勝争いの中で「絶対勝たねばならない」という重圧の中で戦うのも初めて。そうした環境が上沢投手の投球を狂わせる可能性があるというのがこの記事の趣旨である。
結果はライオンズが上沢投手を攻略し、乱打戦に持ちこんで勝利した。(ちなみに2018シーズンはその後ファイターズは後退し、ホークスが猛烈に追い上げてきた。対ファイターズという意味ではこの試合は大きな分岐点だった。)この例は「その年ブレイクした投手」がシーズン後半のここぞの場面で信用できるかは別物ということを示している。やはり、それは経験したことの無い重圧がかかるのは経験の浅い投手には大きなマイナス要因という事による。
今日と先週の與座投手は2018の上沢投手のような立場だったと思う。勝ち頭だが、経験値は浅く一年ローテを守った事はない。先週と今日は絶対勝たねばならない試合だったが両方負け投手。特に今日は試合を中盤で壊してしまった。それは痛いが、ある程度それは仕方ない事である。與座投手にはこの経験を更なる飛躍のキッカケにして欲しい。逆に、相手の宮城投手は昨年の経験を踏まえ、ここに来て素晴らしい結果を残しており、経験という階段を登りつつあるように見える。優勝のためには、髙橋投手、松本投手、今井投手当たりがエースとして君臨して、與座投手が終盤に一つ二つ負けてもリードを保っているような状況を作らないといけない。その状況になかった事が痛い。
試合の中では5回一死一、三塁から外崎選手の野選が大きな分岐点だった。2点差だが、宮城投手から多く点が取れないと踏んでバックホームしたがセーフ。5回なので1点やってもという考えがあっても良かった。特に4回の裏の攻撃は打線が宮城投手から良い当たりを打ててはいたので1点ならまだ多少可能性は残った。ただ、現実は2点差が3点差になる事が厳しいように見えたのも事実なのである程度仕方ない事だった。これに関しては、初回に2点取られた事が痛い。初回の2点がなく、4回に先制していれば、ここは外崎選手が2塁に投げて併殺崩れでも、これに加えて吉田選手のタイムリーの2点で済んだ。
打線の方は、4回愛斗選手とオグレディ選手は抜ければ長打の当たりを取られてしまった。また、5回も呉選手のツーベースの後外崎選手があわやホームランという当たりを放った。森選手のレフトライナーも悪い当たりでは無かった。これらはほんの少しミートポイントがズレていれば3-4点入ってもおかしくなかった。その上で、上述の通り初回の不用意な一発が避けられていれば5回でリードする事も可能だった。その意味では手も足もでない試合ではなかった。
だが、それでもこの結果は必然である。與座投手がここで打たれるのは偶然ではない。また、惜しい当たりがことごとく結果にならなかったのは「後一押しができない」今シーズンの打線の結果そのままである。いくら惜しかったが積み重なっても勝ちにはならない。シーズン全体を俯瞰してみればこれがこのチームの実力である。幸いホークスが負けた事でまだまだシーズンは楽しめそうである。せめて明日は勝ち切りたい。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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