結果が逆であってもおかしくない内容だったが、勝った事は非常に大きい。(2022年8月16日ライオンズ対ホークス)
今晩は。最後までヒヤヒヤしていたtthgです。
試合内容だけを純粋に見たら結果が逆であってもおかしくない試合だった。試合前半は明らかに燃費の悪い高橋投手に対して石川投手は省エネで回が進めば先に被弾しそうなのは高橋投手のほうだった。森選手のホームランで先制した後も打線は追加点を取れそうな気配はなく、高橋投手は球数的に6回がやっと。中継ぎは疲労から不安も大きい。1人目の水上投手は最初の打者で2-0になったところで嫌な予感がしたが、その後はうまく立ち回ってくれた。2人目のスミス投手は今1番安定感のある投手だが、今日は球が走っておらず、得点圏にランナーを置かれてアップアップだった。最後の増田投手は変化球でなんとか誤魔化して抑え切ったが、持ち味であるストレートを投げられない状態はヒヤヒヤものである。(かなり今更感はあるが、変化球で抑えられるタイプに進化できるなら今後に向けて大きいけれど。)
それでも勝った。しかも大事な首位攻防の初戦で。単純な戦力の足し算で勝っているようには見えない。しかし、言葉にできないしぶとさのようなものがある。先週はファイターズ戦後に「流石にこれで一気にズルズルと下がっていくのか?」と思いきやイーグルス戦で持ち直した。それでも最終戦でに勝てる展開を落とし、首位攻防は嫌な展開だったが、ここでも盛り返してもう一度優位な立場に戻った。
これで最悪連敗しても0.5差残せる(これも先週ファイターズ戦で引き分けて置いた効果だったりする。)し、どちらか一つ取れば2.5差で終われる。前回は最大3ゲーム差だったが、更に消化試合が増えた今2.5差は安心はできないが簡単にはひっくり返らない。これまでの8月のホークスの戦いぶりを見ても一気に大型連勝は考えにくく、相対的に2.5差の価値も高まっている。
なぜ、この差が生まれているのか試合内容からは説明ができない。それが正直な感想だが、それでも優勝に向けて可能性を示してくれている事は大変嬉しい。突き抜けたチームがいないのである程度ドサクサに紛れて最後に少しだけ上に上にいて優勝というシナリオは十分あり得る。そして、その展開になった時に有利なのは今首位のライオンズである。是非このアドバンテージを利用して勝ち切って欲しい。
最後に一つだけ今日の試合のターニングポイントを指摘しておくと、4回森選手のホームランで先制した後山川選手が死球で出た場面。ここだけは石川投手に動揺が見られ、攻め時だった。だが結果は中村選手が最悪の併殺。本当に強いチームならここで畳みかける所である。それができないのが、今のチームの最大の弱みであり、不安点である。CSや日本シリーズではこうした戦いをしていては難しい。今の混戦だと他チームからのアシストとかも期待できるが、短期決戦は目の前のチームに勝つしかない。どこかで追撃もできるチームに変わってくれないものだろうか。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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本当にヒヤヒヤでした。#埼玉西武ライオンズ#seibulions https://t.co/Jh0r15UBH0
— tthg1994 (@tthg1994) August 16, 2022
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