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平井投手の熱投と森選手の2発で苦しいマッチアップを勝利し、貴重な連勝。(2022年8月4日ライオンズ対バファローズ)

今晩は。連日心地よい夜を迎えているtthgです。

今日の勝利の価値は非常に高い。首位攻防でバファローズも決して不調ではない。その状況で平井投手と宮城投手の投げ合いでは簡単ではない状況である。だが、それをものにすることができた。試合内容もだんだんチームの勢いが本物であるという事が明確になりつつあるものだった。例えば、ジャンセン選手の押し出しは、控えめに言って誤審だった。だが、ジャンセン選手がボールがミットに入ると同時に一塁に歩き始め、球審に考える時間を与えなかった。普通はそれだけなら審判のジャッジに影響を及ぼすこともないのだが、最近のライオンズは低めのボールゾーンへの見極めが優れていて審判の中にも「今のライオンズは見極めに優れている」という先入観があった(と思われる)。実際微妙な判定でライオンズ優位は今日も結構あった。例えば、下記の動画の1分~ゴロから審判先入観が判定に影響を及ぼすケースが議論されているが、今回の押し出しはこれに類するものではなかったか。打線の全体的な調子の良さが審判の心理に影響してライオンズ優位な状況が作られつつあるように思う。


更に打線は森選手の2本のホームランで加点。今日は大きなチャンスが作れていなかったが、こういう時に一発で加点してリードできた事は大きい。特に、二本目は平井投手がバテ気味になったところだったので、価値が高かった。常に一発頼みでは勝率は上がらないが、チャンスが作れる時に着実に勝ち、チャンスが作れず苦しい展開になっても一発で勝ちを拾えるようであれば、おのずと勝率も上がってくる。また苦しい展開で勝つことで、ゲーム差に余裕ができるので、それが精神的余裕につながる事も期待できる。

もう一つのポイントは平井投手の熱投。正直体力的には5回が限界だった。明らかに制球力が落ちており、球速も低下傾向だった。だが、上述の森選手のホームランが出た事もあり、6回もマウンドへ。球のバラツキはあるものの球速は若干回復し、吉田選手の打席では144キロを計測した。まさに最後の力を振り絞った投球だった。

画面越しにも気迫が伝わって来る投球であり、かつて中継ぎでフル回転し、夏場の中継ぎの辛さを身に染みているが故、「少しでも中継ぎの負担を軽減したい」という思いで投げているように見えた。杉本選手を打ち取りファーストベース付近で、すべてを出し尽くしたような表情をしていたのが非常に印象的だった。こうした1回は小さいようだが、この時期の連戦を考えると一つ一つが後々大きく響く。その意味で平井投手が6回を投げ切ったのは大きい。なお、平井投手の方が宮城投手より先にマウンドを降りてしまったが、平井投手に求められる役割は「エースではない」ので、そこまでは求めるのは酷である。

投手の方の最後の関門は水上投手が吉田選手の足に死球を当て二死、一、二塁で杉本選手を打席に迎えた場面。死球後なので、内角は投げづらい。投げさせてもミスして真ん中に入る危険もある。ここで森選手は内角を要求し、水上投手はそれを投げ切った。結果はどん詰まりのショートフライ。勿論死球を当てるのは良くないし、当たり所も足の土踏まずのチョット上ぐらいなので吉田選手に対して申し訳ない所だが、勝負はまた別の話である。ここで内角を投げ切れる水上投手のメンタルの強さは評価されるべきだし、秋の戦いにおいてはこういう投手が必要になってくる。

これで2連勝で、松本投手対山﨑投手で三戦目。平良投手は連投後なので使いたくないが、マッチアップとしては3連勝を狙える状況である。2位とは2.5差で、勝てば他球場次第では2位と3.5ゲーム差となる。3.5差あれば直対で3連敗しても首位に残れる。そうなれば、現時点で頭一つリードと言えるだろう。だから、今回は出来る限り3連勝したい。ただし、無理をして勝ちに行く時期ではないので、松本投手に7-8回を投げ切り打線が5-6点取って平良投手なしで勝ち切りたい。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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