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二軍の投手が不足するというライオンズには夢のまた夢だが、二軍ローテの戦略的運用を考えてみた。

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今晩は。現実逃避気味のtthgです。

ライオンズの一軍は酷いが二軍はもっと酷い。何せ投手が足らなすぎて本田投手が「二軍戦で」150球以上放り、熊代選手が穴埋めのための投球練習している始末なのである。

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 西武の本田圭佑投手(28)が29日、2軍のヤクルト戦に先発。延長11回途中まで154球5安打2失点の熱投も、惜しくもサヨナラ負けで敗戦投手となった。
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これについて本気で語り出すと下記の通りなのだが、それについて真正面から語る事はやめておく。

ただ、今のライオンズのような惨状にはならないとしても二軍の投手のやりくりが苦しいと一軍の不調者との入れ替えも簡単ではなくなる。例えば、二軍降格ほどではないが、身体に違和感がある時にローテを一回パスしたいという時に二軍のローテをどうするかという問題は常に発生する。一軍との入れ替えを戦略的にするための二軍ローテの工夫ということについて考えてみたい。


まず、一軍予備軍のような投手(ライオンズで言えば、本田投手、与座投手、内海投手など)2人(以下それぞれ①.②とする。)と育成で先発タイプとして育てたい投手1人(以下③とする。)を組にする。そして基本ローテは①か②のどちらかが先発する試合で7-9回を③が投げるようにしておく。

ただし、それだといつまでも③が3回しか投げないと経験値が不足するので3週に一回ぐらいは役割を逆転させて③を先発させて100球投げさせてその後を①ないし、②が投げる。

という体制にしておいて、いざ一軍で怪我や不調などでローテに穴が空いたら①ないし②の良い方を一軍に上げ、空いた二軍ローテは③が埋めれば③の経験値を確保できる。更にいうと週の前半と後半にこうした3人2組を一個ずつセットにできればかなり運用は楽になる。



例えば、金曜日のローテの投手が不調だとしたら、通常二軍で火曜か水曜に投げている投手のどちらかを二軍ローテをスキップして(上記の③の投手を投げさせ)、一軍の金曜日に投げさせるという運用ができる。当然、二軍で金曜日に投げている投手を昇格するという選択もある。これなら、単に二軍の投手を上げてローテ穴埋めするのではなく、二軍で「好調な投手」を戦略的に昇格させる事ができる。

蛇足だが、本当は一軍の先発が6回持たない事がデフォルトのライオンズの現状では、本田投手や与座投手、内海投手などを一軍の第二先発要員として待機させ、8人体制でローテを組み、週に2回ほどリリーバーを使わない日を設けて中継ぎを休ませたいぐらいである。

勿論、今そんな事をしたら二軍にスペアいないし、毎回野手が二軍ローテを守るという意味不明な状況になるので、これすらできない。そして、二軍ローテの戦略的運用など夢のまた夢である。フロントを含めてこうした工夫のできる体制を整えるための編成が必要である。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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