ライオンズは支配下枠を埋められない一因である怪我について構造的要因はないのか精査が必要である。
今晩は、ライオンズの投手不足をtthgです。
再三このブログでも指摘しているし、ライオンズファンの界隈でも多くの人から指摘がある。「支配下登録枠を余しすぎ問題。」今一度状況を整理すると下記の記事を書いてからオグレディ選手、タカハシ投手、ジャンセン選手が加わって62名。仮に年明けに誰か1人加わっても63名。
1番不安視されるのは投手の人数。現時点支配下の投手は29名。その内松岡投手と浜屋投手は手術明けで、内海投手は年齢的にフルシーズン投げられるのか疑問である。公式HPの選手名鑑で数えると近年の支配下枠の投手の数は下記のようになっている。
2021年35
2020年34
2019年36(カスティーヨ投手を含む)
2018年38(途中加入のヒース投手、マーティン投手、小川投手含む)
これを見ると、基本的に支配下は34-5を基本としてプラスαという体制である。しかも、2018とか2019でも2軍のローテは余裕がなく、一軍投手が怪我や不調でコールアップしたい時に目ぼしい投手が「アレ?2軍で昨日投げてた」みたいな事があった。今年の29名は明らかにそれより少ない。既に怪我で出遅れ確定も2人もいる。通年投げる事が難しい内海投手もいる。例年に比べて支配下枠の選手が取り立てて健康で中身があるということはない。後数名怪我で離脱したら2軍ローテも事欠く状況である。
この原因は間違いなく球団の財政危機が大きな原因だが、一方で「怪我が多い」というもう一つの原因もある。斎藤大将投手、伊藤投手、粟津投手、上間投手と4人もトミージョンで長期離脱で育成契約化は明らかに多すぎる。それが支配下枠に大きな穴が空いている一因である。(一般論として怪我人を育成契約する理由は支配下を補強に使いたいからなのに、戦力外やノーテンダー、外国人で埋めないなら何故育成にしたの?という疑問もあるが。)
仮に上記4名の育成化がなければ投手の支配下は現時点33。年明けに1人加われば34なので例年通りぐらいは確保できていた。怪我したものはもうどうしょうもないが、この怪我の原因に構造的な問題点はないのだろうか?1年に4名も一気にトミージョンになるというのは練習方法や量について問題があるのでは?と疑うのは当然である。特に主に2軍暮らしが主な選手ばかりなので、2軍における管理上の問題が疑われる。
球団はこの点について精査して改善したか、改善すべき問題はない(怪我は偶然)と断言できる状況なのか。仮にその精査もせず、漫然と「運が悪かった」と片付けているなら、来季も長期離脱者が数名出て2軍で野手が登板するとか、プロ球団としてあるまじき恥を晒す可能性すらある。
正直、外から見て何が問題と言えるようなものはないが、そもそも投手不安のチームが、頭数すら足らないという危機を迎えているのである。構造的要因がないかトコトン追求して解決し、最低限の止血をする事が必要である。
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— tthg1994 (@tthg1994) December 26, 2021
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