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森選手の捕手続行は朗報。しかし、森選手の身体のケアについてはライオンズが組織として別途考えるべき。

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今晩は。森選手のコンバート回避を喜ぶtthgです。

下記の通り、森選手の捕手続行が報道された。

西武の森友哉捕手(26)が21日、来季も攻守両輪で活躍することを誓った。今季は左肩を痛め、痛み止めの薬を飲みながら乗り切った。秋季練習は「来年いいスタート切る… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)
西武森友哉、打てる捕手にこだわり「バッテリーで頑張りたい」 - プロ野球 : 日刊... - nikkansports.com

 
下記の文春でコンバート直訴が報道された時の記事で書いたように、tthg的にはコンバート要求があるなら渋々受けないという意見だったので、このニュースは朗報である。


一方で、上記の捕手続行の記事で下記の部分が気になった。

今季は左肩を痛め、痛み止めの薬を飲みながら乗り切った。秋季練習は「来年いいスタート切るためにちょっと休んでます」とリハビリをこなす。12月までは治療を優先にしながら、回復すれば来年1月から自主トレに移行する。

この記事によれば、やはり、森選手の身体がキツいという面はあるようだ。肩が痛くてスイングスピードが鈍っているのでホームランの数が伸び悩んでいるのかもしれない。リハビリで回復するなら良いが、悪化すれば打撃が更に悪影響が及ぶ懸念もある。

多少邪推すると、文春の「涙の直訴」みたいなのはフィクションでも、森選手の側から肩の懸念があるのでコンバートを念頭に球団と相談ぐらいはした可能性はある。そういう意味では文春の記事もまるで意味のない悪質な飛ばしというという事ではないのかもしれない。

いずれにせよ、一先ずコンバートは解決しても森選手の身体のケアという課題は残る。本人は治して捕手続行という意気込みだとしても、ライオンズとしては、岡田選手や柘植選手との併用により休養を与える可能性は探るべきだろ。併用は古賀選手でも構わない。特に岡田選手が残ってくれるなら宝の持ち腐れにならないよう有効活用したい。(岡田選手にな打力の回復という至上命題はあるが。)

この辺の話になると辻政権は「選手の身体の管理は選手の責任。レギュラーなら痛くても出るのが当たり前。選手が申し出ない限り使う。」という昭和的な価値観で対処しそうなのが問題である。勿論大前提としては選手の責任なのだが、今はスポーツにおいても「組織としてのマネジメント」も重視される時代である。

一例を上げるとNBAでは「ロードマネジメント」と言って主力を休ませつつ戦い、プレーオフ以降も疲労でお釣りが残っていないという状況を回避しようという取り組みがある。これなどは90年代にはなかった発想である。

個人が身体をケアする事と組織がそれをどうまとめるかは別の問題である。コンバートしないとしても森選手という主力中の主力の身体のケアは組織の問題であり、個人任せではダメである。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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