現状では「誰かいなくなっても代わりがでてくる」というのは安易過ぎる。

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昨日の試合については、時間が経ってしまったので詳しくは言及しないが、田中将大投手がノックアウトされる姿を見て見ながら、(時々OBとかがメディアで口にする「誰かがいなくなれば、自然と代わりが出てくる」というのは今の野球にはあまり通用していないと感じた。田中投手の昨日の投球内容は球速は出ていないし、おそらく全盛期であれば空振りを取れている球をファウルにされ、甘く入ってくる所を痛打されていた。通年の成績を見ても好不調の波が激しく、絶対的なエースではない。しかし、田中投手は今シーズン始めに三顧の礼を持ってイーグルスに迎えられた。田中投手のメジャー移籍後、彼の後釜が代わりがいたのかというとそれはノーである。則本投手は一応居たが、田中投手程絶対的な存在ではなかったし、田中投手が移籍時に既に15勝していた投手なので田中投手の代替戦力としては微妙である。田中投手移籍後代替選手としては岸投手なのだろうが、岸投手とて田中投手の代替は荷が重すぎる。(そもそも田中投手の後釜が育ってなかったので獲得したのだから、代わりが自然と育ったわけでもない。)



ライオンズはと言えば、菊池投手、秋山選手の代わりは未だにいない。浅村選手の代替は中村選手が復調した結果ある程度埋まった面はあるが、それも既存戦力のやりくりなので後釜が育っているとは言い難い。

ファイターズは大谷選手移籍後は後釜に苦しんでいる。上沢投手、有原投手が一時的に代替した面はあるが、大谷選手程ではない。打者大谷選手の代わりは清宮選手な王選手が機能せずここ数年低迷している。

マリーンズはデスバイネ選手の離脱後、長距離砲に苦労していた。井上選手や安田選手がそこに名乗りを上げたが、結局デスバイネ選手程にはなっていない。レアード選手、マーティン選手という外人を当ててやっと今年優勝争いをしている。

バファローズは平野投手の移籍以降、増井投手を獲得するもあまり上手くいっておらず、出戻った平野投手がやっとそれを埋めた。

ホークスは流出自体がないが、2018以降、松田選手、内川選手、中村選手当たりの衰えをカバーすべく起用された三森選手、牧原選手、上林選手当たりは伸び悩んでグラシアル選手が離脱した今年は微妙である。

昔はライオンズが清原氏移籍後に鈴木健氏が代替となり、高木大成氏やマルチネス氏当たりとその相乗効果で優勝、松井稼氏のメジャー移籍後ショートは中島選手、1番は佐藤友亮氏で代替して日本一という代わりが育って直後に優勝という例があるが、最近の例を見ていると、戦略的にポスティングやFAを進めて来たファイターズさえ、こけている事を考えると、「誰かいなくなっても代わりがでてくる」というのは安易過ぎる発想と言わざる得ない。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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