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メヒア選手退団に思う事。(ギャレット投手についても少々。)

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今晩は。ブチ浦島太郎のtthgです。

一日更新を休んだら二つつも大きなニュースがあった。今日はそれについて語りたい。

最初はギャレット投手のコロナ陽性について。下記の通りギャレット投手が帰国時の検査で陽性になってしまった。これはかなり痛い。曲がりなりにもセットアッパーであり、再開時に彼がいないのではだいぶ違う。救いはチームに合流する前であったこと。濃厚接触と判定される選手がいると厄介なので。

西武は26日、リード・ギャレット投手(28)が、抗原検査で新型コロナウイルスに感染していることが判明したと発表した。同投手はこの日、米国から再来日したが、羽田… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)
西武ギャレットが新型コロナ感染 米国から再来日し陽性判定 - プロ野球 : 日刊ス... - nikkansports.com

次はメヒア選手の退団について。下記通り退団理由は家族の問題との事。

まず、今シーズンに限定すると痛い。最近はめっきり出番も減っていたが、山川選手が絶不調なのでどこかでどこかでメヒア選手を使うというオプションがなくなるのは痛い。確率は低いとしてもホームランを打てるのは天性のものが必要であり、そもそもそれを期待出来得る選手が限られる。そのうちの一つのオプションがなくなるのは純粋に痛い。特に今から緊急補強というのも時期的に難しいので辛い。


球団として不透明なコロナの状況を鑑ると来日できずというパターンを含めて想定し、もう少しスペアとしての外人補強をしておくべきだった。ただし、これは予算制約の問題もあるので致し方なしという面もある。どんな組織でも緊急対応になった時に既存のものを維持するには予算を付けやすいが、新たな投資となるとハードルが高くなる。

メヒア選手のライオンズでの足跡を簡単に振り返ると、暗黒時代にあってメヒア選手は少ない希望だった。そういう今では感謝もするし、カブレラ選手以来の大物外国人野手だったので当時的には期待もした。

ただ、やはり2017年からの3年契約は非常に痛かった。各年に注ぎ込んだ5億を何人かの外国人に費やし、投手の整備を出来たらもっと上を狙えたのでは?と思う。特に平井投手の過大な負担による怪我が決定打でCSに敗れた2019はヒース投手やマーティン投手の代わりにしっかりとしたセットアッパーがいたら違う結果になっていたかもしれないと強く感じる。

また、この時の歪な契約はFA選手達に「ベンチの選手にら5億だすなら俺にもっと出せ」という思いを抱かせたのでは?という懸念もある。当時、当事者がどう感じだかは定かではないが、財政的に大地盤振る舞いができない球団としてはリスクのある状態だった事は間違いない。

ただ、一方で、折角当たりを引いたのにケチって他球団に行かせて活躍でもされたら目も当てられないという考えもあるので簡単ではないだが、それでもこういう結果になってしまった以上、2017年からの3年15億は高すぎた。そこは球団は反省しなくてはならない。そこまで出すなら確実に結果を残せるという根拠か必要だし、不調になった時に復調に導くコーチが必要だった。

財力に限界のあるチームが勝つためにはこうしたビッグディールには確勝が求められる。それが簡単な事ではないが、金がない以上、そこで失敗しては金がある球団に勝つ事は難しい。メヒア選手の処遇というのは今後の球団経営に置いて重要なサンプルケースだった。球団の対応は必ずしも良いものばかりではなかったが、今後の外国人との契約に置いては大いに参考にされたい。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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