中盤までは劣勢の中にも見るべき点が多かった。ただ、試合の流れと先の事を考えられないマネジメントがダメ。(2021年4月29日対マリーンズ観戦記)
今晩は。損切りを大事にするtthgです。
伊藤投手の乱調で初回から厳しい展開になったというのは良い事ではないが想定内だ。残念ながら今の打線で伊藤投手で勝とうというのは簡単ではなく下手に接戦を勝ちに行って中継ぎ使い込みまくって負けるとかよりもハッキリと負けパターンですと割り切った継投ができるぐらいの方がマシである。(ただし、そもそも伊藤投手より内海投手や与座投手とどっちがマシな選択だったのかという点は二軍は見れてないので判断つきかねるが。)その意味で言うと気楽に投げてできるだけ長い回投げてくれという役割としては、松本投手は合格点の内容だったし、今後の浮上のキッカケになりうるという意味では良かった。
一方で、初回の反撃と松本投手の好投で勝てないまでも勝ちうるゲームになったという面もある。また、ちょっとした差で逆転まであった。初回の守りで松本投手登板後の高部選手のポテンヒットで取られた点は余計だった。裏の攻撃で呉選手のショートゴロはヒットでもおかしくない当たりだった。2回以降源田選手のバントヒットしかヒットは出ていないが、2回のスバンジー選手、3回の森選手、5回の森選手とあわや一発という当たりが飛んでおり結果程内容は悪くなかった。上記のいくつかだけでも逆の結果になっていたら逆転まであった。勿論それが準備不足の松本投手だから打たれたとか、岩下投手の球の力があったからフェンスオーバーや外野の間を抜けなかったという面もあるので一概に不運とまでは言えないが、内容のある戦いはしていた。これは素直に明日につながる点だと思う。
ただ、内容云々はシーズン全体の話であって、この試合に関しては6回裏の攻撃までに点がとれなかったのだからいよいよ流れは悪かった。おまけに向こうは安田選手の犠飛で差を広げており、ここは損切りポイントだった。明日は高橋投手なので6回の中継ぎは要らないという事情を加味して、今年調子がイマイチの宮川投手に調整登板的に投げさせるまではまだ理解できる。しかし、その後今の中継ぎで複数回投げられる中では1番信頼できる十亀投手は理解できない。土曜の本田投手のところでは4-6回とかの第二先発的起用が必要な展開も十分ある。そこでプルペンデーとかやったらまた平井投手の踏ん張り以外勝つオプションが無くなってしまう。特に来週月曜日も試合があるのだから余計に負担の均等化は大事である。その辺の兎に目の前に勝ちに拘る作戦には疑問は大きい。8-9回は武隈投手と田村投手であるべきだし、7-8回武隈投手、9回田村投手ならなお良い。その辺は相変わらずである。割り切って松本投手を6回まで引っ張ったのは良かったがその後がグダグダだった。
最後に、5回の源田選手の初球ライトフライに苦言を呈しておきたい。打球は悪くなかったが状況判断ができていない。2回自身が二死からバントヒットした後相手バッテリーはランナーである源田選手をしきりに気にしておりリズムが乱れていた。5回は自分の前に若林選手がいて同様の状況があり得るのだから初球からアウトになってはいけない。ホームランでもまだ1点差残るのでランナーを貯めたいところで先頭が四球なのである。兎に角粘って四球が短打で打球繋いで重圧をかけておきたかった。どうしても初球打つなら確実にヒットにしないとダメである。既にチームの中心である源田選手にはこれぐらいの状況判断はしてもらいたい。
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— tthg1994 (@tthg1994) April 29, 2021
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