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データで考える増田投手の状態を見極めるポイント。

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下記の3/7のマリーンズ戦の観戦記で増田投手の球速不足についてtthgとしては懸念点だと指摘をした。


それに対して下記のツイッターのリプ内でsinndarさんより増田投手の球速は今の時期はいつもこんなものであるというご指摘を頂いた。

確かにsinndarさんご指摘の通り去年も球速が上がってこないは春先の懸念点だったがシーズンイン後には回復していた。そういう意味ではまだ本格的に心配しなくても良い。だたし、年齢的に30台半ばの増田投手について言えば去年できたことが今年できるとは限らないというのも事実である。また、去年はコロナで6月開幕だったので間に合ったという可能性も否定はできない。そこで今日はデータ面から増田投手の実力の見極めるポイントについて考えたい。(なお、本記事で使用するデータはプロ野球オール写真選手名鑑(日本スポーツ出版社)の2017-2021版による。)


まず増田投手の2017-2021の防御率とtRAは下記のようになっている。

ごれは周知の事実だが、2018年の数字が良くない。この結果に連動している数字の一つが下記のストレートの平均球速と空振り率である。

ここ4年で一番成績が悪かった2018年が球速と空振り率が低くここが一つのポイントと推測される。

ただし、2016年の増田投手は防御率:1.66,tRA:2.14とこの4年よりも良い成績を残しているが、その年のストレートの平均球速と空振り率は下記の通りとなっている。

球速は成績が振るわなかった2018年なみとなっているが、空振り率が12.0(2016年)と7.6(2018年)で大差がついている。このデータからすると球速は一つの目安にはなるが、より重要なのは空振り率という事になろう。空振り率については中継映像に直接出てこないので、とりあえず直ぐに分かる球速に注目するのは良いとして「どれだけ空振りを取っているか」という点も注目していく必要がありそうである。

tthg的にはもう一つの注目点として2018-2020は逆球が多くコントロールの面でも課題があると思っていたが、下記の通りデータでみるとBB/9の数字と防御率などはあまり関連がないようである。

これらの事を総合的に勘案すると増田投手については、多少逆球があっても四球で試合を壊さなければよく、重要なのはストレートの質(特に空振り率)が良ければ一定の結果が期待できると考えるべきだろう。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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