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源田選手が本当に反省していることを示したいなら「レギュラー返上」では不十分

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おはようございます。tthgです。 最近、源田選手が「レギュラーを返上する」と申し出たという報道1がなされている。この背景には、本人が不倫を認めたことがあるようだ。世間の批判を受け、何らかの形で責任を取りたいという意図は理解できる。しかしながら、この「レギュラー返上」という行動は、実質的には何の意味も持たないのではないか。今回は、この「レギュラー返上がなぜ形だけのものに過ぎないのか」について深堀したい。主な内容は以下のとおり。

1.「レギュラー返上」の実態とは?
2.「レギュラー返上」はパフォーマンスにしか見えない
3.本当に責任を感じ、それを示したいのであれば、より具体的な行動を取るべき
4.総括

1.「レギュラー返上」の実態とは?

今回の「レギュラー返上」とは、端的に言えば「レギュラーとしての立場を一度白紙に戻し、改めてフラットな競争のもとでポジションを争う」というものである。しかし、本当にフラットな競争が実現するのかと問われれば、その可能性は極めて低いと言わざるを得ない。プロ野球において、選手の評価は単なる現在のコンディションだけで決まるわけではない。過去の実績、経験、そしてチームへの貢献度が重要視されるのは当然のことである。例えば、源田選手ほどの実績を持つ選手が「競争」と言ったところで、首脳陣が本当にゼロベースで評価するとは考えにくい。特に、源田選手のように「守備がストロングポイント」という選手は好不調の影響を受けにくい。打撃は不調でも守備は安定しているので、他の若手が明確に源田選手より優先される可能性はほぼない。したがって、「レギュラーを返上する」と表明したところで、実際には何も変わらないのである。

2.「レギュラー返上」はパフォーマンスにしか見えない

上述のとおり、源田選手が「レギュラー返上」と言っても実質は何も変わらない。にもかかわらずメディアに「レギュラー返上」という情報を流すのか。そこには、自らの不倫を反省していることをアピールしてファンの印象を改善したいという意図が見え隠れする。tthg的にはこんな「見え見えの」パフォーマンスは要らない。正直、「やらないほうがマシ」である。むしろ「外面をよくしているだけ」で本当に反省しているのか疑問に感じる。

3.本当に責任を感じ、それを示したいのであれば、より具体的な行動を取るべき

もし源田選手が本当に責任を感じ、それを示したいのであれば、より具体的に犠牲を払って行動をするべきである。例えば、以下のような方法が考えられる。

①:一定期間の試合出場停止を申し出る

②:社会貢献活動に従事する

③:自主的に年俸の一部を返上する

④:複数年契約の年俸を変動制に変更する(よう球団に申し出る)

⑤:複数年契約を破棄して単年契約を結びなおす(よう球団に申し出る)

個人的には、最低でも③ぐらいはやるべきだと考える。それぐらい自らに痛みを伴う行動でなければ責任を感じ反省していると感じられない。

4.総括

今回の件を総括すると、以下のとおりである。

  1. 「レギュラー返上」と言っても、実質的には何も変わらない
  2. 「見え見えの」パフォーマンスは不要
  3. 本当に責任を取るのであれば、試合出場停止や年俸返上など、より具体的な行動が必要

源田選手が今回の件を本気で反省し、責任を取るつもりであるならば、形式的なパフォーマンスではなく、より踏み込んだ行動を取るべきではないか。少なくとも、現状の「レギュラー返上」発言には、誠実さや実効性が伴っているとは到底言えない。

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  1. スポーツ報知,2025年2月2日 6時0分配信,レギュラー内定返上の西武・源田壮亮、ファンからの声援に「しっかり結果を残して喜んでいただきたい」参照) ↩︎

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