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足を使った作戦の仕掛け時

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今日は。戦術大好きtthgです。

今日は少し戦術の話。先日9/16の対マリーンズ戦の5回裏一死一、三塁栗山選手の場面で重盗を仕掛けて失敗という場面があった。この場面は色んな見方があり面白い場面だった。今日はこの場面での作戦選択の是非及び足を使った作戦に対するtthgの考え方を述べたい。まず、該当場面におけるtthgの考え方については下記に記載する当時のTwitterにおけるsinnderさんとのやり取りを参照頂きたい。







上記の場面においてもそうだが、足を使った作戦というのは常に失敗のリスクがつきまとうギャンブルである。その本質を考えた時、常に失敗のリスクを負うに見合うのかという点が検証されなくてはならない。先日の場面では今年チーム1信頼できる栗山選手の打撃に任せるという走塁死のリスクのない作戦と、苦手な小島投手に走塁死のリスクを負って奇襲を仕掛けて一気に流れを変えるという作戦の費用対効果を比較するという事が必要である。もう一つは例え失敗するリスクを負っても「ライオンズは何を仕掛けてくるのか分からない」という印象を植え付けて後の試合における陽動する効果がどこまで見込めるのかという点も重要である。

先日の場面では苦手な小島投手に手をこまねいてばかりより、こういう奇襲で心理的に揺さぶり一気に勝ちに行くはリスクに見合う。栗山選手という信頼度の高い選手の場面で仕掛ける事は今後天敵である小島投手への牽制効果という意味でも大きい。また、今年上位のマリーンズ相手にやっておく事で今後終盤のクリティカルなマリーンズ戦で同じような場面における警戒度を上げる効果もある。

走塁死のリスクを犯す以上闇雲に仕掛けるというのは期待値的に見合わない。しかし、確率論だけで判断するのもそんである。例え失敗するリスクがあろうとも劣勢や流れのない試合をひっくり返すには仕掛ける価値はある。失敗するにしても次回以降警戒される事で球種を限定したり、相手の注意力低下の効果も狙えるなら仕掛ける価値はある時もある。足を使った作戦は相手との駆け引きの中で勘所を正しく見極める事が求められる。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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