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日本球界はNBAの戦力均衡策に学ぶ事は多い。

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今日は。戦力均衡を大事にするtthgです。

今日はtthgが個人的に日本のプロ野球が参考にすべきと思っているNBAのサラリーキャップを中心とした戦力均衡策について語りたい。まずNBAのサラリーキャップについて。簡単に言うとNBAでは毎年球団が契約に使って良いお金の総額が決まっていて、それを超えると罰金を払うことになっている。繰り返し違反するとその罰金が恐ろしい額になる。サラリーキャップについては複雑なので詳しくはNBAに関する動画配信しているYouTuberのrikutoさんの下記の動画を参照して欲しい。

日本のプロ野球の場合、選手にいくらお金を使っても良いというルールなので戦力均衡という観点からはNBAのシステムの方が進んでいる。


それだけでなくNBAにはMAX契約というものが存在する。これも詳しくは下記のrikutoさんの動画を参照して欲しいが、これは各選手個人の最高契約金額と年数が決まっている。しかも、それは長く同じ球団にいる方が多い契約を貰えるシステムになっている。

これはつまり、日本のプロ野球で起こるFAドリーム(FAで移籍してスター選手の年俸が倍になる)はNBAでは起こりにくいという事をシステムである。貧乏球団でもMAX契約をしておけば、他球団からそれよりも多く貰うためにFAということ自体が起こり得ないからだ。

こういう状況だから、トレードにも日本のプロ野球にはあり得ない事が起こる。今季すでに優勝できないとわかり、今オフ大物選手がFAになる場合、その選手を獲得するためのキャップ枠を開ける事が補強になるからだ。日本のプロ野球の場合FAで獲得する場合いくらにいくらになるか分からない。しかし、NBAは年俸条件は長く所属する球団以外どこに移籍しても同じなので、年俸以外の条件で勝負できる。その条件は基本的優勝できる環境か否かということになる。若手が育っているチームのラストワンピースにスターを獲得する場合などはキャップ枠を開ける事に大きく意味がある。

こういう状況になるのにはサラリーキャップの他にも二つNBAと日本のプロ野球は違いがある。一つはFAが自動FAつまり日本のプロ野球のようにFAは宣言しなくてもFAになり、全球団と交渉できる。それからFAの年数が比較的短く毎年のように大物FAが存在することである。(FAの年数や条件は複雑でtthgも詳しくは分からない)

日本のプロ野球ではFAを短くするのは金満球団有利の方向に働くが、サラリーキャップとMAX契約をコントロールすれば大物が出て行っても他で挽回するチャンスが生まれる。キャップ枠が開く事が逆に補強のチャンスになるわけだから流出も悪い事だけではない。他球団の若手実力者サラリキャップのおかげでMAX契約を貰えない選手をMAXで迎えるという戦略もあり得るし、若いFAを迎える場合、衰えのリスクも少ない。サラリーキャップとMAX契約の縛りと引き換えにFAを短縮という方法は流出が致命的なダメージになる今の制度より良いとtthgは思う。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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