コロナリスクによる一シーズン自粛を見据えた上での打開策。

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今日は。相変わらずバタバタしてるtthgです。

とうとうプロ野球界でもコロナが出てしまった。藤浪投手の行動がどうこう言われてるが正直流れ弾が当たったぐらいにしか思わないが、当面の自粛や開幕の再延期は避けられない情勢である。個人的には下記の記事のようにリスクの高い人が誰なのかという観点や感染力ではなく致死率ベースでどうなのかという観点を入れて議論する必要があると思っている。

政府の専門家会議も下記の報告書で「重症化リスクの高い人(強いだるさ、息苦しさなどを訴える人)又は高齢者、基礎 疾患のある人については、早めに受診していただく 入院治療が必要ない軽症者や無症状の陽性者は、自宅療養とする(中略) また、症状が軽い陽性者等が、高齢者や基礎疾患がある人と同居していて家族内感染 のおそれが高い場合は、接触の機会を減らすための方策を検討する。具体的には、症 状が軽い陽性者等が宿泊施設等での療養を行うことや、同居家族が受診した上で一時 的に別の場所に滞在することなど、家族内感染リスクを下げる取組みを行う」ことを推奨している。

個人的には、政府がインバウンド頼みで疲弊しいる地方の旅館などを借り切ってリスクの高い高齢者や基礎疾患のある人、感染したくない人のうち希望者を隔離して食料などを提供し外に出なくても良い条件を整えたら良いと思っている。そこに来ない人は自己責任として経済を回す方が長期に渡って自粛して現役世代が経済的に死んで沢山露頭に迷ったり、自殺したりするよりトータルでは良いはずだ。もう少しコロナで死ぬか貧困で死ぬかという命題を本気で考えて、リスクをどこで取るかという結論を出すべきである。



という話はあくまでtthg個人の意見であり、世の中の流れは簡単には変わらない。このままでは野球も年単位の開催中止もあり得る。そうなった時来季の年棒をどう負担するかという問題にも直面する。そうなったら親会社の資金力頼みになる。しかし、コロナの打撃は親会社にも致命的になりかねず、身売りや球団消滅の危機まで想定すべき状況だ。金持ちのイメージがあるソフトバンクですら株価が半減し、社債の格付けが落とされている。社債の発行に支障が出るようだとめちゃくちゃ借金して事業を回しているソフトバンクは野球どころではないとかも視野に入る。

そこで、一つ選手達にお願いしたいのたが、億単位の高給をもらっている選手には自分の年棒で二軍の若手を雇うという発想を持って欲しい。下記の通り、欧州サッカーでは既に高給の選手が給料を放棄して球団にお金を残すという動きが出ている。多額の年棒は来季活躍して取り戻せば良い。

既に個人の年棒維持より球界全体の危機になりかねないぐらい世の中の動きは深刻化している。有難い事に野球は日本で最も稼げるスポーツである。しかし、それは簡単に舵を切れないタンカーのような存在である事も意味する。多少のシーズン減の影響は問題ないが、一シーズン中止の影響は他の競技とは比較にならないぐらい大きい。そこを視野に入れて関係者は知恵を絞る必要がある。

もう一つは、無観客で公式戦をやる方法だ。選手に感染者が出た以上、今後は毎日の健康チェックと選手を通年でどこかの宿泊施設やウィークリーマンションなどに隔離する事が前提になるがそれでも公式戦をやる意味はある。ただし、無観客でやるだけではダメでそこから収入を得ないといけない。今のままだとネットの有料放送の加入料だけになってしまうのでそこは工夫が必要である。

具体には投げ銭システムの導入である。これはAbemaTVの麻雀番組などで導入されているもので、クレジット決済で仮想コインを購入して、番組中にそのコインを応援しているチームに寄附できるという仕組みである。(詳しくは下記を参照)

これを応用してNPBの公式サイトで仮想コインを発行管理して、日々の試合の活躍度に応じてファンが選手個人に寄附できる仕組みにしてはどうか。できればパリーグTVで試合を見ながらボタン一つで寄附できる仕組みが望ましいが、ダ・ゾーンなどのほかの媒体でどうするかという問題はあるのでAbema TVのように試合見ながら即というのは難しいだろう。ただ、これができれば、来季の年棒はベースの生活費補償だけ球団が出して、ファンの心にのこるプレーをした選手だけが高給を取れるという究極の出来高制度が出来上がる。tthg的には昔からこの制度を提言してみたいと思っていたが、まさに今導入のチャンスである。上手く言ったら平時でも使えるシステムだと思うので是非ご検討頂きたい。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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