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メヒア選手には来季15億分の仕事を期待する。

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今晩は。道義的責任も重視するtthgです。

メヒア選手について以下のような報道があった。

西武エルネスト・メヒア内野手(33)の残留が確実となった。(中略)推定5億円となる年俸は大幅減額となる見込みだ

日刊スポーツ,2019年11月23日5時0分,西武メヒアは残留確実 年俸5億円から大幅減額へより引用,2024年3月18日最終アクセス

tthgは下記の通りメヒア選手に厳しい意見を述べてきた。しかし、今回の大型の減俸を受け入れての残留については感謝とともに称賛したい。

しかし、これで全てがチャラになったわけではない。3年15億の投資に対して十分な働きをしてこなかったメヒア選手には、その分を来季以降の活躍で返済してもらわねばならない。



もちろん、出来高ではなく、15億を保証してしまった球団に最大の問題はある。結果に対する報酬ではなく、メヒア選手の実力に対して15億の投資をしたのだから年俸を返上するなどの責任を法的に問われる事はない。

しかし、世の中には道義的責任は存在する。15億の投資は、直接は結果でなくメヒア選手の力に対して行われたとしても、出す側は実力に見合った結果を期待して行われている。それは15億の一部を球団を通して負担しているファンも同じである。その期待を裏切ったという事に変わりはない。

例えば、顧客多額の資産運用を任された証券マンは投資判断を誤っても故意でなければ法的責任は問われない。しかし、結果として損失を出せば頭を下げる。投資判断の失敗という結果に対して頭を下げる事すらできなければ、その証券マンは、顧客の信用を喪失する。法的な責任がないから結果に対する道義的責任までなくなるわけではない。

メヒア選手は大型減俸を受け入れて残って、その責任を果たそうとしてしてくれるのは有り難い。しかし、結果が出なければその価値も半減する。結果を出すには、外角の落ちる球をしっかり見極めてホームランにできるボールだけをスイングできるようになって欲しい。その見極めができなければ15億に見合う仕事は難しい。折角残ったのだから、3年分まとめて来年返すぐらいの気持ちで来季に臨んで欲しい。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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