今日は。下手な鉄砲でも数打つがモットーのtthgです。
昔、営業マンだった時代に読んだ新書で「スーパーな営業マンなど限られており、凡人がそこを目指しても成功しない。凡人がやるべき事は兎に角数を打つ事だ。だいたいの営業マンは数を打つ事もしていない。各営業マンが最大限数打てば(訪問回数を増やせば)営業成績は自ずと上がる」残念ながらtthgはこの効果の程を検証するまもなく転職したが、プロ野球のスカウトには当てはまる法則に感じる。どの球団も全てのドラフト選手が活躍することなどほとんどない。上位指名選手を差し置いて下位指名選手が活躍する事もある。下手すると育成選手が正規ドラフト組を押しのける。そうした現実からすると選手の将来を的確に見分けて少数精鋭よりも育成を含めて大きく網を張る方が自ずと良い素材を手にする事ができるはずだ。
しかし、ライオンズは3軍を作りながら、育成ドラフトに消極的であり、大きく網を張る気は無いようだ。今後網を大きくしようにも戦力外組ぐらいしか手はなく中々難しい状況だ。だが、tthgはそれを打開する方法はあると思っている。それは外国人である。
外国人と言われると一軍枠の問題があるが、実はこれには解決法がある。それは先発投手をたくさん取って投げたら抹消を繰り返して2人で1つの先発ローテを回す方法である。これなら、外国人人枠も一軍登録枠も一つで多くの外国人投手を一軍で使える。例えばローテギリギリクラスの先発外人投手が4人いればローテ枠2つを賄える。野手を一人減らせば先発ローテ投手2人を中継ぎに回せるので中継ぎ酷使問題の解決を図れる。例えば、今年の戦力例にする下記のようにローテを組む
ニール投手
外人
外人
高橋光成投手
多和田投手
今井投手
これでローテが組めるので第2先発を下記のローテで回す。
松本投手
本田投手
佐野投手
榎田投手
第二先発は50球目処で中3で回すとすれば7ー8回ぐらいを投げる試合は増える。これなら中継ぎ酷使は減らせて終盤の勝負どこで平井投手や平良投手、小川投手をワンポイントで起用できる。
2人で1人レベルの投手はニール投手レベルのローテの柱の任せるレベルである必要はない。去年までいたウルフ投手のような日本適性のあるベテランで通年でローテを賄うことは難しい投手とか、身体が出来上がっていない良い球を投げる若手とかで良い。そのレベルなら5,000万とかで取れるだろうから10人揃えても年間5億。若手なら2,000万とかでも良い。その中からエースレベルに育ったらニール投手の後釜に据えれば良い。(残念ながらニール投手が残りの契約期間今年と同じだけ活躍したらライオンズの予算では残留は難しい)そういうキャリアパスを明示すれば若手もモチベーションを持ってやるだろう。
2Aとかから取るなら育成枠で1,000万とかでも取れるだろう。育成併せて10-15人ぐらい取ってその中から4人ぐらいローテレベルを当てるならそこまで難易度は高くはないはずだ。アメリカにも日本帰りの投手が活躍している例もあるので伸び悩む若手に小銭をあげたら来る外人は結構いるはずだし全く絵に書いたモチというわけでもないはずだ。仮に最初は当てる確率が低くともトライアンドエラーを繰り返す価値はある。少なくとも二軍でブルペンデーをやるような事は避けられるので一軍との入れ替えに一役買うぐらいにはなる。
幸い外国人市場はこれからも空いているし、紅白戦要員の野手は戦力外組の大量採用で賄える。戦力外組も確率は低くても宝があることもある。紅白戦要員と割り切れば結果的に大きく網を張れるので効果的という面もある。折角3軍作ったのだから、今からでも大きく網を張る作戦やりませんか?
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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