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必然の負けだった。(2019年CSファイナルステージ第4戦観戦記)

おはようございます。一夜明けて少し落ち着きを取り戻したtthgです。

昨日でライオンズの2019シーズンが終わり、シーズンを通して色々言いたい事もあるが、今日のところは昨日の試合を振り返りたいと思う。tthg的には昨日の試合は4回で本田投手が降板した時点でほぼ試合の勝敗は決まっていた。昨日の試合は開始時点で3連敗という悪い流れの中にあった。そもそもホークス相手にビハインドの展開が不利なのに、更に先制されると厳しい状況にあった。だからこそ、本田投手は初回から飛ばしていて、昨日の最速はスポナビで146。普段より3-4キロ速い。しかし、その代償は大きく3回には制球が乱れはじめ、最後の打者となった松田選手相手にはストレートが140に満たなかった。



そもそも、スタミナの不安がある本田投手にこういう投球を強いる状況自体が問題だが、上述のようにそれが致し方ない状況だった。そうである以上本田投手を早めに援護してやらねばならなかった。しかし、2-3回のチャンスで取れず、2回の守備では中村選手がエラーでピンチを作り本田投手のスタミナを削り取ってしまった。この流れで本田投手が降板しては中継ぎの状況が厳しいだけに勝つのは相当困難だった。

それでも、それ以降もいくつか分岐点となりうる瞬間はあった。しかし、それをことごとく無駄にしてしまった。まずは、4回無死一塁で登板した平良投手が内川選手のバントを失敗させた挙句三振。ここで後続を抑えておけば流れはライオンズだったが逆に甲斐選手にタイムリーを打たれて失点。4回裏は山川選手がタイムリーを打って追い上げたが、栗山選手の強い当たりを牧原選手に捕られて1点止まり。5回裏はメヒア選手のソロが出るも続く無死満塁で外崎選手が凡打。6回表は拙攻もあったが打者が1点差まで追いついたのに中1の松本投手を引っ張った故に今宮選手のツーランを被弾。これでは流れを持って来れない。

ただし、その後もヒース投手と回マタギの増田投手が失点した事を考えると上述の分岐点でなんとかしても中継ぎにお釣りがなくどこかで好調ホークス打線に捕まっていた可能性が高い。やはり本田投手が長い回を投げてしかも無失点ないしそれに準ずる結果ぎ必要だった。しかし、そもそも本田投手は無失点を期待すべき投手ではない。球威がないから少しの投げミスでホームランを被弾するのはある程度仕方ない。基本はクオリティスタートでうまくしたら7回というタイプであり、投手に相手をねじ伏せる投球が求められた時点で負けだった。そういう意味では試合前から勝負は決まっていたのかもしれない。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

なお、各回ごとのtthgのコメントを速報版にて記事にしております。本記事にまとめきれなかった部分もありますのでよろしければ下記の速報版もご覧ください。


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