勝ったけど内容は大いに不安。(2019年9月3日対バファローズ観戦記)
今晩は。モヤモヤしているtthgです。
勝ったけど色々不満の残る内容だった。荒西投手は確かに良い出来だった。少なくとも今のライオンズ投手陣に入ればニール投手に並んで最上位のコントロールである。しかし、スピードは普通だし、真ん中付近の球も結構ある。ハイクオリティスタートを決められてはいけない投手だ。荒西投手に抑えられるのは今季2度目。しかも久々の一軍で二軍でも対して活躍したわけではないとの事。その投手を崩せないのは頂けない。初物の場合は仕方ないとしても一度対戦してイメージがある上に分析までする時間がありながら同じ相手(失礼ながら格下の投手)に何回もやられるのは、チームとして問題である。
投手の方は概ね頑張ってくれた。特にニール投手が点差がないのに、相手より少なく抑えた事はすばらしかった。クオリティスタートという概念が導入されてから、先発投手は「自分が何点取られたか」という事ばかりが強調されるが、勝つためには「相手より少なく抑えてマウンドを降りる」というミッションも重要である。特に打線が打てない時に、リードを守る投球には大きな価値がある。今日のニール投手はそれを実践してくれた。これは短期決戦では特に重要な事であり、ニール投手には今後も期待したい。
それをある意味吹き飛ばすぐらいのマイナスが最終回の野田投手である。これまで首脳陣が、安心できないのでセーブ機会でなくても増田投手というセオリーを覆して起用したのに、このていたらく。これではtthgでも「いねぇんだよ」とやりたくなる。(そうであってもリスクを負って中継ぎのフレッシュさを保つ方がトータルの勝率は高くなるとtthgは考えているが。)野田投手個人としても、せっかく1軍で結果を出し始めたのにこれでは、首脳陣の信頼を失ってしまう。これは中継ぎコマ不足問題を加速させるので非常に残念である。
継投も言いたくないが酷かった。4回あたりから制球が乱れ気味のニール投手を引っ張って、ランナー有りで継投する毎度の問題が繰り返された。回の途中で変えるつもりがあるなら、左右関係なく頭から行くべきだ。その結果、小川投手だけでなく平良投手まで7回で消費してしまった。7回小川投手、8回平良投手で使えば、平井投手にもう一日休みを上げられた。なぜそんなに左右に拘るのかわからない。
それでも、勝った。そしてヤフオクではホークスが勝ったが、イーグルス相手に終盤追いかけられる展開。ホークスの調子が良くないのは有り難いし、週末にイーグルス戦がある事を考えるとイーグルスが接戦で消耗してくれるのは有り難い。そういう意味ではまだ明るい未来もあり得る。明日も何とか勝ちを拾いたいところである。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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