崖っぷちの獅子に一筋の光。（2019年6月4日対カープ観戦記）

今晩は。勝ったので長時間ゲームでも多少余裕を持って記事を更新しているtthgです。

負けてしかるべき試合だった。相手エラーでもらったチャンスをキッチリものにして4点先制。野村投手もピリッとしない。これは楽勝かと思いきや4回に今井投手がカープ打線につかまり一気に同点。前の回から今井投手の球が痛打されはじめ、直前の攻撃で無死一、二塁から捉えた当たりの外野フライ三つでチェンジと嫌な予感はしていた。それでも4点一気に取られてしまったのは痛すぎた。

そして、その後は攻撃陣が散々。立ち直った野村投手を打てず、7回裏は先頭の秋山選手が出たのに源田選手が送りバント失敗。9回は無死満塁なのに源田選手のショートライナーで代走愛斗選手が飛び出して併殺。走塁のスペシャリストではないとしても代走で出てきてライナーで戻れずはあり得ない。正直これでどうやって勝つの？という試合展開だった。

しかし、それでも勝った。その要因は今井投手がヘロヘロになりながら5-7回を踏ん張り、8回からの5イニングを6人でほぼ完璧に抑えた事だ。11回の左右病については問題だが、首脳陣も1イニングで我慢した。そして結果が出た。この投手陣の頑張りで負けてしかるべき試合を力技でひっくり返した。この事の意味は大きい。

今日投げた中継ぎ6人が継続的に今日の投球ができるなら上手く使えばそれなりの結果は出る。先発はダメな時はトコトンダメだがそれなりに投げてくれることもある。先発がソコソコ抑えた試合を今日投げた面子がしっかり引き継いで勝ちに結びつければもう少し勝率は上がるはずた。それで優勝出来るとは言えないが優勝争いぐらいはできる。問題は今日の継投に再現性があるのかないのかである。

森脇投手はここまで連続で結果を出したからにはソコソコ信頼度はある。マーティン投手ヒース投手は気温が高くなるほうが良いという可能性はある。ヒース投手の肘は心配だが、今日は球速は出ていたから、間隔を通常より長く取れば投げられる可能性もある。小川投手については右打者にも使えばそれなりにやるはずだ。確実な再現性があるとは言わないが、もしかしたらという期待ぐらいはできる要素はある。いささか無理矢理感もあるが、そう感じるさせるぐらい今日の中継ぎは頑張っていた。

今日の中継ぎの好投は優勝への道一筋の光である。この先その光は大きくなるのか、幻のように変えてしまうのか。tthg的には断然前者であって欲しい。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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