X

勝ったけどエースの不甲斐なさと相変わらずの迷走采配が観戦側の疲労度を増加させた。(2019年4月27日対バファローズ観戦記)

今晩は。ハラハラドキドキの4時間にだいぶ疲労したtthgです。

また勝った。これは大きい。ヒース投手の復帰や秋山選手の爆発、打線のつながり。ポジティブ要素も満載だった。しかし、疲れる。何点とってもいつ取り返されるか分からなない。やっと安心できたのは9回だった。すべての元凶は多和田投手。変化球にストライが入らない。大城選手にフォークのすっぽ抜けであわや危険球という球を投げて物議をかもした後は外角一辺倒のほぼストレートのみ。まあそのストレートに制度があったから何とか抑えたが、優秀な作戦コーチがいてチーム内の情報共有が徹底されているチームならもっと早くフルボッコにされて試合が終わっていた。エースがこれでは困る。調子が悪くて一の球種が入らないとかは仕方ない。スライダー、カーブ、フォーク全部まとめてダメでは試合にならない。能力があるのに安定度に欠けるという課題は未だ解決されていない。


そして、先発を引っ張りすぎて失敗する相変わらずの迷走采配はほんとに何とかして欲しい。5回のメネセス選手のツーランで多和田投手は限界だった。なのに続投。結果的に5回は3点差の上スライダーでストライクが取れるという奇跡が起こったのに、ランナーが一人出ると交代。最初からランナー出して代えるつもりなら頭から野田投手であるべきだ。エースに挽回のチャンスを与えたというなら、奇跡的にスライダーでストライク取れるようになったのだから続投だ。打たれた野田投手も問題だが、行くのか行かないのかよく分からない状態で登板させるのは酷だし、ランナー1塁でも無駄なランナー背負わせる必要はない。

そして、更に問題なのは続くピンチで平井投手。ただでさえ酷使気味なのに先日3連投。少しでも休養させておきたいのにまた使う。せめて小川投手を使うか野田投手最後までいかせるべきである。そして、9回は小川投手が残っているというのに4点差で増田投手。増田投手も3連投した後の中1日。なぜここで使うのか。いろんな意味でちぐはぐである。せめて平井投手が増田投手どちらかを休ませるべきだった。

ただ、一つだけ今日の作戦で光るものがあった。それは5回無死2塁から小島選手のセンターフライで佐野選手がタッチアップに成功した時にリクエストしたこと。離塁が早いという主張だったようだが、肉眼でも明らかに問題ないプレーだったがあそこで間を取って多和田投手に時間を与えたことは良かった。そして、このリクエストの直後森捕手は吉田正尚選手へ明らかなボールで敬遠と見せて次の球で真ん中低めにフォークという絶妙な配球で内野フライに打ち取った。この試合初めから吉田選手へは敬遠気味に四球を与えたことも伏線となって吉田選手に幻惑効果を与えた。結果メネセス選手にツーランを打たれても1点余裕が残った。このベンチワークと巧みなリードで吉田選手の打席を乗り切ったことは大きな分岐点だった。

しかし、それにしてもここ最近観戦して疲れる展開が多い。結果が出ているからなんとか気持ちがつながるが、明日はある程度安心できる試合展開を期待したい。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

なお、各回ごとのtthgのコメントを速報版にて記事にしております。本記事にまとめきれなかった部分もありますのでよろしければ下記の速報版もご覧ください。


ライオンズに関する他の人気ブログはこちら。

にほんブログ村
プロ野球に関する他の人気ブログはこちら

にほんブログ村


twitterでフォロー

tthg: