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どんなにブサイクでも勝ちは勝ち。結果を出した事は素直に評価したい。しかし、内容は明日への不安を掻き立てる。(2019年4月20日対ホークス観戦記)

今晩は。最後までヒヤヒヤした試合の疲労感が全身を覆っているtthgです。

昨日、下記の記事であれだけプロは結果だと主張した以上今日の勝利に対しては素直に評価しなくてはならない。


逆転タイムリーを放ってサードベースで喜びを爆発させる木村選手の顔。甲斐キャノンに必死で挑戦して、甲斐選手がボールをこぼした事も確認できない程全力疾走してセカンドベースを目指した金子選手。久々の2番でその金子選手をホームに返した時の源田選手の気迫に満ちた顔。みなこの試合にかける気持ちをハッキリと現していた。技術レベルは直ぐには上がらないが心構えは変える事は出来る。その部分に対して選手達が真摯であることは垣間見ることができた。そこは本当に良かった。



しかし、技術的な部分では大きな不安が明日に残ってしまった。不調で下位に下がっているデスパイネ選手、内川選手に当たりをだしてしまった。彼らクラスならこれで復調のきっかけにしてもおかしくない。特にデスパイネ選手はホームランが出ており要警戒だ。彼らが本調子ならいかに外野のレギュラーが不在でも打線に怖さが出てくる。特に、今宮選手と松田選手という近年あまり打撃で結果の残せていない選手が好調なだけに打線の怖さが出てくる。流石に完封して当然とは言えないし、打線にも今日以上の結果か求められる。

7回今井投手を引っ張って無駄な投手を使ってしまった。デスパイネ選手に打たれたホームランはコース的には外角低めの素晴らしいコースだった。それでもホームランが出る程球に力がなかった。球速も142などが出ており限界だった事は明白だ。それでも今井投手を引っ張ったおかけで小川投手に加えて前日回マタギしている平井投手まで突っ込む始末。おまけに8回のマーティン投手も相変わらずの不安定。7回を頭から小川投手で行って一回投げていれば明日8回平井投手という選択肢を持てた。この回の継投は明日への不安材料である。

打線も松田投手以下を打ち込めず接戦になってしまった事は反省する必要がある。松田投手や川原投手はホークスでは負けパターンの投手であり、彼等を打ち込めないようでは一流の投手は打てない。今日はミランダ投手の怪我とスアレス投手の乱調に助けられたが、明日の高橋投手を打てるとは限らない。去年もCSでやられたし、今年は好調らしいから簡単に打てるとは思えない。

もちろん明日の事は明日にならなければ分からないし、予想通りにいかないことが多いのが野球である。だが今日の結果から推察される明日の戦いは決して楽なものではない。しかし、ホークスがチームとして本来の状態でない事は間違いない。今勝たなきゃいつ勝つのかという状況は変わらない。明日も勝利が必須だし、単に勝つだけでなく、今後の戦いで心理的に優位に立てるような完勝が必要である。幸い高橋光投手は今一番安定度の高い投手である。ある程度は抑えてくれるだろう。後は打線が真の意味で山賊化してホークスに今後の戦いに影響を及ぼすような爪痕を残す事だ。接戦の終盤を迎えたらかなりの確率で負けるので5回までが勝負である。明日も勝利に貪欲な獅子の姿を見せてくれ。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

なお、各回ごとのtthgのコメントを速報版にて記事にしております。本記事にまとめきれなかった部分もありますのでよろしければ下記の速報版もご覧ください。


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