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ラインズの話ではないが、ライオンズのレジェンドであり、監督としてもチームン貢献てくれた伊藤監督の話なので、記事を書きたいと思う。一昨日マリーンズの伊東監督の辞任が発表された。理由はチームの不振ということだったが、正直同情を禁じ得ない。今年のマリーンズ打線でどうやって勝てというのだろうか。打率3割の打者は一人もおらず、ホームランも打てない。それでも勝つなら、ダルビッシュ、田中将クラスが何人も必要である。にもかかわらず、チーム防御率はリーグ最低。今年に関しては、完全にフロントの責任である。
日本プロ野球界には、勝敗の責任はすべて監督という流れがあるが、そもそも戦力の絶対値が違う中で、監督の力だけで勝てというのは無茶な話だ。今年のマリーンズのような状況になった時に監督が責任を取る必要はない。むしろ、責任を取るべきはフロント側なのだが、チームが大敗したからフロントが責任を取るという話は日本にはない。フロントも親会社からの出向でない、プロの球団経営者を雇い、その経営者が責任を取るという制度を導入すべきである。
伊東監督に関して言えば、決して戦力が潤沢とは言えないマリーンズを率いていながら、5年で3度Aクラスは立派である。今年の責任を取って辞めるのではなく、「今年はフロントの責任、来年に向けて補強してください」と主張し、球界に一石を投じてほしかった。
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