リスクを負って勝ちに行った試合で土俵際から盛り返して勝ったことは大きい。しかし、ホークスが負けないという不都合な真実も判明した。(2018年9月22日対マリーンズ観戦記)
こんにちは。昨日の遠征の疲れで先ほどまで寝ていたtthgです。
昨日は絶対に勝たねばならない試合だった。中5で今井投手をつぎ込んで、来週のホークス戦に怪我や不調のリスクだけが残るからだ。その理由は、今のローテ投手は怪我明けやスタミナ不安のある投手がいるので、中5を強行した場合、中5で投げた試合やその後の試合で不調になったり、最悪怪我をするリスクが通常より高いことだ。身体が万全で馬力のある先発陣がそろっているなら、この時期に1回ぐらい中5を強行しても問題ないと思うが、今のローテは今井投手、菊池投手が怪我明け、榎田投手がスタミナ不安である。日程を詰めて使った結果の不調や怪我のリスクが高い。
それでも中5で今井投手を使った以上絶対に勝たなければならなかった。もし勝たなければ、上記のリスクだけ負うことになるからだ。しかし、打線が前半から拙攻に次ぐ拙攻で残塁の山。なんとか2点は取っていたが、完全に負ける時の流れだった。そこに福浦選手2千本という球場全体がマリーンズ勝ちムードを演出するイベントが出現。案の上、小川投手が悪送球で追加点を献上。正直これ以上ない負けパターンだった。そこから、9回2死から四番の一振りで逆転し、勝利。今年何回も逆転劇は繰り返してきたが、最終回2死からの逆転はおそらく初である。今井投手中5でリスクだけ追う事を回避できたこの勝利は非常に大きい。
試合直後はこの劇的勝利を生で目撃した興奮でこの勝利は大きいとしか思えなかった。しかし、球場からの帰り道、高速を新潟へ向けて走行している車内で別のことも考えるようになった。それは「今日みたいな試合でマリーンズがうちに勝てないなら、ホークスに今シーズン勝つことはないだろう」というものだった。昨日の試合はマリーンズにとっても、福浦選手の2千本安打が出た時から「勝って福浦選手をお立ち台にあげる」という明確な目標が設定された。そして、直後に追加点を貰ったの。だが、9回残り1イニングを持ちこたえることができなかった。
昨日は現状で最も「勝てる」展開だったのに、うちに勝てなかったマリーンズが、今絶好調のホークスに勝てるとは考えにくい。少なくとも勝ってもらえるとは想定しない方がいい。それぐらい、マリーンズと上位3チームと差があるということだ。そして、最近のホークス相手のイーグルスやバファローズの戦いぶりを観れば、マリーンズと同じことが言えそうである。そうなるとライオンズ以外でホークス相手に勝てそうなチームはファイターズだが、ファイターズも先日ホークスに大量点をとりながら逆転負けを食らっており多くは望めない。昨日のマリーンズの戦いぶり踏まえてを現状のパリーグを考えるとホークスに他の球団が土をつける展開は想定しないほうがよさそうである。そう考えると中5特攻ローテにも一理あるのかもしれない。(tthg的には中6を守ったほうが、1-2回負けても直対で挽回という望みがあり、ポストシーズンでの先発壊滅リスクを回避できるのでそれでも中6を守るべきと考えるが。)
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