X

8/2 対イーグルス~伝説の走塁~

ライオンズ:7
イーグルス:4
まずは、則本撃破は大きい。これで完全に楽天は射程圏内である。だからこそ、今日の試合が大事である。今日勝たないと、則本撃破の意味が半減してしまう。今日こそ「絶対勝つぞラインズ」

お品書き
・伝説の走塁(?)
・伝説の3連発(?)
・辻野球の神髄

・伝説の走塁(?)
3回裏ツーアウト満塁でのワイルドピッチの時に、源田が2塁から生還した。このプレーは、嶋の若干緩慢なプレー、馬場コーチがそれを見逃さずに源田を回したこと、源田自身が全力で次の塁を狙うつもりで走ったこと、これらが組み合わされて起きたビッグプレーだった。辻監督の現役時代の対巨人の日本シリーズでのシングルヒットで2塁から生還を彷彿とさせるプレーだった。まさにTHIS IS 辻野球のプレーであり、伝説の走塁として後生に語り継がれてよいプレーである。このプレーが本当の意味で伝説になるには、今年西武が優勝することだろう。辻監督の日本シリーズでの走塁が日本球界で伝説と化している理由は、プレーそのものの凄さとともに日本シリーズとう重要な舞台でのプレーだったことも理由の一つである。昨日のプレーは西武が今年優勝すれば、首位イーグルスのエース則本を攻略し、優勝のきっかけとなった試合のビッグプレーとして伝説となるだろう。是非それを実現してほしい。後蛇足だが、このプレーを今は海を渡って隠居生活をしている西武の元監督森さんに見てほしい。これを見て、自分の監督時代に同じようなビッグプレーをした辻現監督の下で、昨日のプレーがあったことをどう思うのか聞いてみたい。

・伝説の3連発(?)
源田の走塁が前菜だったとすれば、山川の3連発がメインディッシュだった。こちらも、ライオンズ黄金期のファンであったら忘れられない、「ブライアントの4連発」を彷彿とさせるビッグプレーだった。この3発の価値はすべて試合展開の上重要であったことだ。一本目は2点差から3点差になる重要な一発。残りの二発はともにイーグルスの反撃により点が入ったのちの追加点であり、試合を楽にした。特に9回の一発はイーグルスの反撃ムードを絶つ非常に重要な一発だった。このプレーも本当に伝説となるためには、源田のプレーと同様ライオンズが優勝することが必要である。是非そうなってほしい。また、願わくは、山川が現役を終えた時、伝説のスラッガーとなり、その伝説の1ページを刻んでほしい。2本目の則本の渾身のストレートをバックスクリーンに放り込める打者が今日本球界に何人いるのか。前にも書いたが、山川は絶対レギュラーにすべき。いや今日に限って言えば4番で良い。今の中村より、山川の方が絶対怖い。目指せ5連発。

・辻監督の神髄
インタビューで伝説の走塁について聞かれ、「金子と、源田なら普通のプレー」的なことを言っていた。辻監督がおキャンプから次の塁を狙うことは相当徹底していて、次の塁を狙うのはチームとして当然のプレーなのだろう。伝説の走塁以外にも、九回裏ツーアウト1塁で岡田が外野フライを打った時、エラーがない限り意味のない状況にも拘わらず、外崎が全力で3塁めがけて走っていた。どんな状況でもあきらめず次の塁を狙うこと、それが時に致命的な1点になるのである。それが辻野球の神髄だと思う。

ライオンズに関する他の人気ブログはこちら

にほんブログ村
プロ野球に関する他の人気ブログはこちら

にほんブログ村

twitterでフォロー

tthg: