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通常なら文句の一つも言いたくなる試合だがこれが現状の勝利の方程式(2018年6月24日対マリーンズ観戦記)

おはようございます。昨夜発熱したため少々体調不良tthgです。

7回表で試合の大勢は決したはずだった。山賊打線は序盤から効果的な点を着実にとり、マリーンズは拙攻の嵐。6回裏に井上選手のホームランで反撃の狼煙を上げるも次の7回表に山賊打線が連打で3点とって6点差。残り3回の攻撃で6点差。取った直後に更に差を広げられる展開。マリーンズ側としたらほぼほぼ諦める状況だったはずだ。しかし、7回裏にまたも井上選手のホームラン(しかもスリーラン)で3点差。これで一気に試合は分からなくなり、最終的には8-6でヒヤヒヤの勝利。9回も角中選手が出塁したら一発同点の状況で井上選手を打席に迎えるという怖い状況が起こりえた。

本来なら、スリーランを被弾した松本投手と松本投手を起用した首脳陣に文句の一つも言いたいところだが、正直その気にならない。今の中継ぎは皆松本投手と似たり寄ったりの実力だからだ。今日は抑えたが、昨日登板した増田投手、ヒース投手、カスティーヨ投手は0で抑えた。しかし、それが必然の結果だったわけではなく、松本投手と同じような状況になったとしても全然おどろかない。それぐらい中継ぎ陣は不安定だ。強いて言えばヒース投手は他の投手より比較的ましというぐらいだ。

現状、昨日のように打線が大量点を取って、登板する中継ぎ投手のうち一人ぐらいは多少失点しても大丈夫という状況を作ることが勝利の方程式である。1-2点差ではリードの内に入らないし、勝てる気がしない。現状昨日のような勝ちをできるだけ多く積み上げて耐えるしかない。

ここまで、愚痴のような記事になってしまったが、最後に明るい話題を少し。6回に中継ぎで登板した増田投手。一つ四球は出したものの最近では一番制球が安定していた。また150越えもあり、全体的に球威もあった。ここ一か月の中では最高の出来だったのではないか。この状態をキープできれば計算が立つ投手として起用できる。ただし、ストレート一本槍は相変わらずだし、菊池投手同様回復力が問題だけに安心はできない。

それから、最近少し調子が落ちてきた山川選手だが、昨日はタイムリー二つ。特に7回南投手の148キロのストレートを長打にできたことは大きい。ここのところ速いストレートがくるとコースが甘くても打ち損じるケースが多かっただけに本格的復調の気配が漂う。ただし、8回のチャンスでは最後にストレートを空振りしたので要経過観察である。(追い込まれていたので変化球対応のため合わせにいったが、予想以上に速い球が来たという解釈もできそうな空振りではあったが。)今週の残りの試合では山川選手が速いストレートを打てるかを注目したい。山川選手の復調は山賊が大量点を取るという今の勝利の方程式の強化に不可欠な要素だから。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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