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難敵ガルシア投手を山賊打線が本領を発揮して攻略。中3カスティーヨ投手も良く投げた。(2018年6月16日対ドラゴンズ観戦記)

こんにちは。ライオンズが快勝して疲れも吹っ飛びPCに記事を書いているtthgです。

今日は昨日勝っているので、中継ぎが休めれば負けても良い。そんなスタンスで観戦していたが、山賊打線が難敵ガルシア投手を攻略して快勝。9点という得点数以上に、「次につなぐ」という明確な意図を持った打席が随所に見ることができた。山賊打線の一番の長所は長打ではない。連打でもない。打線の圧力を背景として、四球でつないでいくことだ。それがあるうちは点が取れなくても次の回へ期待が持てる。試合を決定づけた森選手のグランドスラムは、制球難の又吉投手から山川選手と外崎選手が四球を選んだことが大きな要因である。この一発は今年の山賊打線の恐ろしさの象徴と言える一発だった。

それから、1回の浅村選手と山川選手のヒットは地味に大きかったように思う。1回のガルシア投手は制球もまずまずで苦戦しそうだった。しかし、二死の後二人がヒットで出て外崎選手の場面から制球が乱れた。森選手の一回目の満塁はなんとか抑えたが、その後は制球が回復することはなかった。推測だが、浅村選手と山川選手に投げた球はガルシア投手的に自信のある球でそれをヒットにされたことで、ライオンズ打線に対して必要以上にナーバスになって崩れたのではないか。公式戦初対戦の相手で初回三凡で終われば精神的に優位に立てたはずのところを逆に打たれて自信を失ったことが敗因の一つだったように思う。

投げてはカスティーヨ投手が7回を投げ切り、松本投手と南川投手で閉める理想的な展開。1点差ではカスティーヨ投手7回続投は厳しかったが、5点差になったので続投も正解の一つだった。しかし、球数的に7回ランナーを貯めた場合は交代が必要になる。今の中継ぎ陣はランナーがたまった場面での登板は怖い。tthg的には小石投手を挟むほうがよりベターだったと思う。

それでもカスティーヨ投手は7回投げ切ってくれたし、残りの二人も今後に向けて希望の持てる投球だった。彼らに完璧な結果はのぞめないが、回の頭から腕を振る事だけ考えて投げさせればもっと厳しい点差でも3試合に一回ぐらいイニング終了まで投げることは期待して良い。その上大石投手とヒース投手を休ませることができた。これは非常に大きい。これで明日も勝ちが望める。

明日は松坂投手の凱旋登板。もちろんライオンズに勝ってもらわねば困るが、是非オールドファンのために今日結果を出した松井選手をスタメンで使ってほしい。次にこのレジェンド対決が実現するのはいつになるか分からない。実現しない可能性も大いにある。松井選手が全く打てていないなら使うべきではないが今日は結果を出した。カットやツーシームといった動く球主体の松坂投手はメジャー経験のある松井選手に若干の経験の利がある。使うべき理由がある明日こそレジェンド対決を実現させる絶好の舞台だ。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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