中継ぎの疲労軽減が最大の課題という状況で7回を投げ切った榎田投手の投球の価値は1勝では現わしきれない。(2018年6月3日対タイガース観戦記)
おはようございます。榎田投手の好投に感謝の気持ちで一杯のtthgです。
昨日の試合は山賊打線の活躍も十分すぎるぐらいチームに貢献していた。重盗という奇襲戦法で先制、相手のミスで貰ったチャンスにタイムリーで中押し、6回の猛攻でダメ押しと満点に近い攻撃だった。毎試合のように結果を出す打撃陣も本当に素晴らしい。
しかし、それでも昨日は榎田投手の投球により大きな価値があった。6回3点取られたことは反省しなくてはいけない。しかし、明らかにスタミナ切れをおこしていながら、同点を阻止して6回終了まで投げたことは、今の中継投手事情を考慮すれば本当に大きかった。そして、7回大量点の援護で精神的に楽になったとは言え肉体的には限界だったはずなのにマウンドに登った。一つアウトにしてくれるだけでも助かるという状況だったが、少ない球数で3凡で仕留めた。(北條選手の4球目はボール臭かったので本当は四球だったが。)
この6-7回を投げ切ったことで、都合二人分中継ぎ陣を節約できた。ただでさえ貧弱な中継ぎを毎日のように投げさせて疲労困憊に追い込んでしまった現状この二人分は本当に大きい。結果、今週フル回転だったワグナー投手と、背中の痛みの不安がある増田投手が休めた。この価値は一勝という勝ち星では現わしきれない。窮地で奮闘してくれた榎田投手には本当に感謝しかない。
ただし、明らかにスピードが落ちて制球もばらついている榎田投手に7回111球はリスクのある選択だったことは間違いない。榎田投手にここまで期待しなくていけない状況を作った首脳陣は反省が必要である。目先の勝利に目がくらんでこれ以上中継ぎを壊したらCSすら怪しくなる。今日は休みなので、明日に向けて投手を増やして欲しい。とりあえず、二軍で抑えている大石投手は必須。今井投手(又は高木投手)をウルフ投手の代わりに先発させてヒース投手を上げる。敗戦処理のロングと割り切って本田投手を上げる。どれも決定打に欠ける選択であることはわかっているが、頭数ふやさないことにはどうにもならない。投手に代打が必要なセリーグ主催試合だからなおさらである。(首脳陣は投手が打席に立つから代打要員の増員が必要と考えている節があるが、中継ぎ酷使の現状なら逆の判断をすべきである。)
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