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5回表の攻撃が勝ちを拾えなかった大きな原因(5/1対バファローズ観戦記その②)

昨日の試合で勝ちを拾えなかった原因は、5回表の攻撃である。先頭のメヒア選手のヒット、アルバース投手のボーク、木村選手のタイムリーで一点返してなお、無死一塁。ここで岡田選手が一球目を打ってセンターフライ。ここはひとつ大きなポイントだった。

アルバース投手のボークはこの回が終わった後福良監督が猛抗議していたように微妙な判定だった。セット時の完全静止はアメリカと基準が異なり外国人投手が悩まされることが多い。文化の違いで捕られたボークの直後にタイムりー。これで精神的に動揺しない方が無理である。

この動揺を鎮める一番の方法はアウトカウントをふやすことである。そう考えた時に一球目から打ちに行くなら確実にヒットにしなければならない。一球でアウトカウントを上げたら立ち直るきっかけを与えてしまう。逆に粘って四球を獲得できたならアルバース投手が立ち直ることは難しい。精神的に難しい場面なのでボール先行の可能性も高い。岡田選手は捕手なのだからこれぐらいの状況判断をしてもらわないと困る。

そして、その後の金子選手の打席で木村選手が盗塁死。これも全く頂けない。まだ3点差があり、ランナーを貯めて追いかけたい場面。盗塁は100%成功しないならば、しかけてはいけない。サインだったのか木村選手の判断だったのか不明だが、この盗塁死は非常に大きな分岐点だった。一つアウトを取ったとは言えまだ完全にピンチを脱したわけではない。足のある木村選手が走るそぶりをして揺さぶっていけば盗塁しなくとも十分圧力になる。最悪併殺崩れで金子選手が残れば、長打の期待できる秋山選手なら可能性が残る。(走者金子選手、打者秋山選手で何点とったと思っているのか!)無理な盗塁でギャンブルする場面では全くなかった。

5回の二つの状況判断ミスは勝ちを拾えなかった大きな原因だ。反省して今後の糧にしてほしい。

最後までお読みいただきありがとうございました。

5/1対バファローズ観戦記その①

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