この記事はプロモーションが含まれています。
6回裏、110球を超えた十亀投手を辻監督は続投させた。決して完璧に抑えていたわけではない十亀投手にこの球数でもう一回抑えろというのは正直酷な状況だった。まだ2点差で今のライオンズ打線を考えたらまだ勝負を諦める展開ではない。ここは他の中継ぎ投手に代えて踏ん張ってもらいたい所だ。しかし、代わりがいない。
去年ならば、平井投手や武隈投手(終盤は野田投手)を使ってしのぐ所だが、彼らはみんな勝ちパターンで使うべき投手になってしまいった。そして、彼らの代わりがいない。高橋朋己投手や大石投手という実績のあるタイプが信頼を置ける健康状態ではない。小石投手やワグナー投手は投げられる状態だが、結果がでていない。シーズンオフに「中継ぎ4番手以降が大事」と下記の記事に書いたが、まさに今のライオンズは4番手以降が脆弱すぎる。
これでは、昨日のように先行されたけどまだ諦める展開ではないという試合で勝ちを拾うのは難しい。案の定十亀投手は6回を踏ん張れず、傷口を広げて降板となった。次期エース候補がこれでは困るのだが、二段モーションで制球難を誤魔化しているだけの十亀投手に現状であれを抑えろというのは無理な話。中継ぎ陣の整備が急務だ。
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