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勝ちを拾った試合(4/8対バファローズ)

今晩は。朝方全ての書きかけの記事を消してしまったことがショックのtthgです。

お品書き
・勝ちを拾った試合
・5回表のバファローズのダブルスチールは本当に正解だったのか
・再確認したレジェンドの価値
・不安ばかりの中継ぎ投手陣

・勝ちを拾った試合
本当なら6回の3連続ミスで終わったはずの試合だった。無死一、二塁で発生した山川選手の大暴投は普通は致命傷なのだが、結果的にレフト金子選手への送球となり若月選手をサードでアウトにした。若月選手の暴走という面もあるが、あれだけ大暴投だとホームに行きかけても仕方がない。ここで一点入ってなお無死二、三塁となれば流石にウルフ投手も崩れていただろう。7回裏に鈴木選手の送球ミスが致命傷となったバファローズとは対照的な結果だった。昨日のギャグのようなお見合い二塁打と共に守備陣には猛省して欲しい。

・5回表のバファローズのダブルスチールは本当に正解だったのか
5回にバファローズが見事なダブルスチールで一点取ったが、この策は本当に正解だったのだろうか。確かに昨日の山岡投手は好投しており、最少失点で勝てそうな気配があった。一方、昨日の試合までライオンズは、毎試合のように足と長距離砲の重圧を組み合わせて大量点を取っていた。これから中終盤に差し掛かる段階で一点で終わる可能性の高いダブルスチールは最善手だったのか疑問である。

暫定版の記事を書いた段階ではやられた感が強かったが、時間を置くと一点で済んでラッキーだったという思いが強くなった。仮に炭谷選手が走者のスタートタイミングから絶対アウトという確信があったなら、味方打線を信頼して一点を犠牲にするリスクを負って二塁送球も選択肢の一つではあった。ただし、これはライオンズがその後大量点を取ったという結果から導き出される結果論という面もある事はtthgも認めるところである。

(本見解については、炭谷選手の過去同様の場面で無条件に二塁に投げる傾向があるという点を踏まえておらず、不正確でした。申し訳ありません。別途訂正記事を書いておりますので併せてご覧ください。詳細の訂正記事はこちら

・再確認したレジェンドの価値
7回決定打となる犠牲フライを打ち上げた栗山選手は素晴らしかった。好調でもベンチに置かれ腐ってもおかしくない状況だが、自分を制して結果を出す栗山選手はライオンズの宝である。そして、球場全体が一つになって栗山選手を応援している様子を観ると、ファンも球団の歴史を造ってきたレジェンドの活躍を心待ちにしている事がよく分かった。そして、レジェンドの活躍には数字以上の重みがある事を改めて思い知らされた。栗山選手はハッキリと結果を出しているだけに、ファンの期待に応えてもう少し出場機会を与えて欲しい。

・不安ばかりの中継ぎ投手陣
登板後いきなりヒットを打たれ二人で交代した高木投手。制球が定まらずピンチを作って降板した野田投手。抑えはしたけど逆球のスライダーという危険な球を投げた平井投手。強い当たりを打たれそれが体に当たって降板したワグナー投手。緊急登板とはいえイマイチピリッとなかった増田投手。どれを取っても接戦になったらと考えると背筋が寒くなる内容だった。今の打線の好調さは絶対にどこかで下降線をたどる。その時に中継ぎが今のように壊滅状態では大型連敗も十分ありうる。今のうちに中継ぎ投手が復調のキッカケを掴むか新星が現れないと先の見通しは暗いものになる。

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